アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
16
-
漣side2
神谷を助けたその日
会議が終わってフロアに戻ると
グーーー
神谷がお腹をならせてジタバタしていた
(か、かわいーな、おい!!)
つい、笑ってしまって
まあ、その場のノリでお礼がしたいといってきかない神谷にじゃあ呑みにいこうと誘った
神谷は、思ったとおり純粋で真っ直ぐで
天然だ…………
でも、人間としての芯というか、軸みたいなものはしっかりあって驚いた
きっと、彼女になるひとは幸せだ
そういえば、自分で好きな人はいるかときいてきて、いると答えてみれば、すごく驚いた顔をしていた。すぐに誤魔化したから、気づかれてはいないだろうが、きちんと、隠しきれていただろうか……?まあ、あいつは天然だからな!
(でも、俺なんでいるって言ったんだ………
今までほんとになかいい奴にもこれだけは言わなかったのに………………
あいつなら言ってもいいかもって一瞬思った…………
あいつ、知ったらどう思うだろうか……………)
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
16 / 34