アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
26
-
目の前で部長が泣いている、、はじめは自分が泣いていることすら気付いていなかった、、
(部長、、、こんなになるほど追い詰められてたんだ、、
それなのに、みんなに明るく振る舞って、、)
瑠唯は部長がいつものひとまわりもふたまわりも小さくなっている気がして、無意識のうちに抱きしめていた
「ぶちょ、、、、瀬戸さん
僕が話し聞くから、、僕が守るから、、
お願いだから、お願いだからっ、これ以上溜め込まないでっっ」
漣は一瞬ビクッとしたが、ボロボロになっていたから抵抗もせず瑠唯の肩に顔をうずめた
「……っ、かみやっ、かみや、、、
おれっ、もうっ……」
キャハハハハハ
部屋の前を社員がとおる
昼休みは終わる時間だ
「瀬戸さん、こんなんじゃ、もう午後むりですよね?
適当に理由つくって、課長にいっときますから、帰りましょ?」
「っ、それはっ……」
「無理です、帰りますよ」
自分でも驚くほど、有無を言わせない声がでていた
瀬戸さんは目を見開いてから、小さく頷いた…………
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
26 / 34