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瀬戸さんは明らかに動揺した。ビクッとゆれる肩を抱きしめたい衝動にかられながら、なんとか抑える
「すみません、瀬戸さん。僕みちゃったんです、その、あの、、瀬戸さんと社長がちゅーしてるとこ、、」
下げた頭を恐る恐る上げて瀬戸さんの顔をみると、耳まで真っ赤だった
「っえ、あれは、そのいや…」
目が泳ぎまくっている
「瀬戸さん、僕ききますから、話してください」
穏やかに言い聞かせるように言うと瀬戸さんはスゥっと息を吸い込んだ
「、、長くなる」
「いいですよ」
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