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びっくり
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バンッ!!
「ひっ!なに?!」
「添那汰!!」
「はいっ!」
なに?!びっくりした…
テレビをうさぎさんと見ていると急に扉が
荒々しく開き優汰が飛び出してきた
「よかった…いなくなったのかとおもったよ」
いや、玄関内側からも厳重なロックがかかってますよ…
「起きたのが早くて暇だったからテレビ見てたの…いけなかった?」
「いや、そうじゃなくて起きたら添那汰兄さんが居なかったから心配になって…」
そんなに心配することかなぁ?
まぁ、いっか
「それより、優汰は今日学校でしょ?早く準備した方がいいんじゃない?」
テレビはテレビショッピングから朝のニュースへ切り替わり時刻は7時30分を指していた
「いや、郁が迎えに来るからそんなに急がなくても大丈夫だよ」
郁さん…?
「郁は俺の執事兼右腕で幼馴染み」
幼馴染み…あぁ!
四軒離れた優汰と同学年の子だ
しっかりしているけど、とっても可愛い男の子だ
「へぇー、そうなんだ」
「朝ごはんにしよう、兄さん」
「うん…僕飲み物だけでいいや」
「どうして…?」
「一昨日は夜ご飯食べてなくて昨日の朝食べれたけど、昨日はエビフライ食べたし…なんか胃がグルグルしてて、ちょっと食べれないかなって」
そう、元々あまり食べないのに昨日は食べすぎたのだ
でも、優汰の作る料理は美味しい
「そっか、じゃあスープくらい飲んでよ。今から作るし」
「えっ、僕作るよ。優汰は学校の準備しなよ」
「いい、俺がやる」
制服に着替えればいいのに…
中学生だし、8時過ぎたらもう遅刻なんじゃないの?
もう7時30分なんだけど…?
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