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約束
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どうしよう…
「きょっ今日は帰ってくださいっ!」
「えぇーなんでー?俺、添那汰君とお話がしたいんだけどー?」
やっぱり居留守使えばよかった…
携帯…ないし
固定電話…ない
どうしよう、連絡とれないっ!
「ねぇー、添那汰君!僕とお話しよーよ!じゃないと優汰を痛めつけちゃおっかなぁー…?」
優汰をっ?
「やっ、やめて!僕、お話する!あっでも…」
そう言えば、中からもパスワード認証が必要なんだ…
「でも…?」
「開けられない、扉のパスワードわからない…」
「中からもパスワードかかってるの?」
「うん」
これで、帰ってくれる…?
開かないし、しょうがないよね…?
「優汰がこんなに囲うなんて…やっぱり君が欲しい」
「えっ?」
「いや、こっちの話…それよりパスワード式って言ったよね?どうにかなるかも」
えっ、なるの?
優汰…どうしよう
「ちょい、まって。こうゆーの専門のやつ呼んでるところ」
専門…
開いちゃうじゃん…
約束破ることになっちゃう…
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