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そのころ…1
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side優汰
「はぁ…」
「優汰、人がいる所でため息はつかないで」
「はぁ…!」
「今のわざとでしょ?!」
「なんだよ…せっかく兄さんを手元に戻したのに…すぐ学校なんて」
「しょうがないだろー?あと1年くらい我慢しろよ」
「わかってる」
兄さんと離れて学校に着いたが…
今すぐ家に帰りたい、兄さんに触れたい…
あぁー!もう!
早く終われ!授業もつまんないし!
女教師もベタベタベタベタうっざいし!
生徒会長とかに勝手にさせられて
仕事多いしっ!
帰ったら帰ったで、会社の書類も見なきゃだし!
はぁ、兄さん
俺を癒して…
下駄箱で靴を履き替える
会社を受け継いでから中学は編入した
金持ち学校に…
もう、うざいのなんのって…
ほら、来たよ
「優汰様!おはようございます!」
「優汰様、今日はシェフに作らせたスイーツを持ってきたんですっ!貰ってください!」
「優汰様!今日僕の家に来られませんか?仲良くしましょうよ!」
しねーよ
ま、こんな感じでウザイ!
名字が変わり 神無月になったからか
日本の経済を揺るがす俺を取り入れようと
みんな必死だ…
もし、これが兄さんだったら
骨抜きにされてるんだろーな…
まぁ
「みんな、おはよう。ごめんね俺甘い物食べれないんだ、それと今日は用事があるんだ申し訳ないね」
と、心の中で思っていたことなど言わない
一応生徒会長なんで、言葉は慎まないと
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