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三十三話
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早いもので今日がが終わろうとしている。
私はトロンボーンを片手に職員室に向かい体育祭の資料をまとめていた。勿論眼鏡は返してもらった。
今年の競技は借り物競争と、二人三脚、全員リレーだ。
あっという間に資料をまとめ、職員室でトロンボーンを吹き始める。
「トロンボーンって難しいんですか?」
興味深そうに長谷川先生が覗いてきた。
「そうでもないよ。」
「俺でも吹けますかね?」
「分からないけど長谷川先生はトランペットの方が似合いそうですよ。」
たわいもない会話をした。
長谷川先生といると安心する気がした。
星条旗をちょっと吹いて帰宅した。
勿論トロンボーンを片手に。
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