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三十四話
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私の家に着くにはバスに乗り、電車で三十分程遠くの市のアパートに住んでいる。
「ハァ……。」
久しぶりに持ったトロンボーンは意外と重く肩凝りになりそうだった。
Yシャツを脱ぎ、明日から体育祭練習だからジャージで良いやとか思い、
気がついたら寝ていた。
翌朝。頭が重くて、熱くて、立ち上がれそうになかったが、無理に体を起こして立ち上がった。
夏風邪か……。
初夏だが、マスクをして登校した。
体育祭練習は休む訳にはいかない。
電車に揺られ、バスに揺られ、学校に着いたときには頭痛が酷かった。
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