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愛
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「あ、先生僕スーパー寄りたいので
もうこの辺りで大丈夫です!」
夕飯の買い物がしたかったので
家から一番近いスーパーの近くでおろしてもらおう。
「…先生、あの、ここで大丈夫ですよ?」
しかし、車は止まらない。
先生から何の返答もない。
どうしたんだろう。
すると先生は前を見据えたまま言った。
「…俺もさぁ、一人暮らしなんだわ。
お前帰っても1人なら…うち来ねえ?」
僕の返事が遅かったからか
先生はすぐに、うそうそ冗談。と言う。
僕は帰っても特別やる事もないからと思い
冗談なんですか?と言うと先生は
驚き、え?え?と混乱している様だった。
「フフッ、僕は帰っても家事するだけなんで
良かったらお邪魔してもいいですか?」
先生は溜め息を吐き、小さな声で
情けねぇ、と呟いき俯いた。
先生って楽しい人だなと僕は小さく笑った。
「よしっ!じゃあ、スーパー寄ってうち行くぞ。」
急に元気になった先生と
何が食べたいかとか何が好きかとか
他愛のない会話をしながら買い物を済ませ
先生のお家へ向かった。
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