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歳の差パロ 15
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訳が分からなくなるくらいの キスを され いつの間にか服を脱がされ 全裸でシャワーを浴びていた。
髪の毛をわしゃわしゃと 洗われた。
何度も何度もキスをされ 千春の 許容は 既に越えていた。
瞑っていた目を開ければ そこには 優しく笑いかける 好きな人の顔がある。
好きだ と 囁く声がする。
初めてのキスに 動揺する間も 無く 股間へ与えられた刺激 初めて知った胸のくすぐったさ。全身に這う手の痺れるような感覚。
知らず知らずに 堪えて噛んだくちびる。知らず知らずに漏れた自分の声。
全裸を晒している自分のカラダの変化。
同性でも全く違う他人の性器。
密着する肌と肌。ソープの泡さえ カラダを熱くする。
ふらつきそうになるカラダを しっかり受け止める逞しい 愛しい人の腕。
そして そのカラダを 触ることを 許されている。
見上げると 肉感的な したくちびる。
何度この うっすら 割れ目のある したくちびる を 羨望の気持ちで見つめてきたことだろう。
優しいけど 厳しく拒否されていると 思って 自らを律した。
男同士の愛し方を ネットで読んではため息をついて 動画を見ては 哀しく自慰をしていた。
想像しては 夢精した 虚しい朝。
でも 今 真弓という 男の 全裸を自分だけが見ている。勃たせた 真弓の性器を触ることも 可能な今。
かつて 冷静に夢想していたのに。今は自分の 想像を越えた 快感に あまりの快感に はしたなく射精を しないように 耐えるばかりで。
どうしたらいいのか 皆目見当もつかない。
いや 迷う暇さえ無い。
何をか 迷う間も無く 次々と 与えられる刺激に カラダが勝手に応えている。
新しい感覚に 五感全て 自分の管理下に無い。
ただ 翻弄されていく。
好きな人の裸。
薫るタバコと愛しい人のカラダのにおい と ソープのにおい。
囁かれる 愛の言葉と意地悪ないやらしい言葉。
カラダのあちこちに這う手の快感。
ミントの微かな香りを含むタバコの唾液の味わい。
全てが 今 知ったこと。
そして 又 施される茎への愛撫。
更に舐められることの気持ち良さ。
ただ舐めるのではない。時に強く吸われ 時に 舌でなぶられ 時に歯を立て 舌を当てて。
もう 声が我慢できない。
んっー ああぁぁぁ ふっ ん
自分の声すら 意識出来ない。
仕上げのシャワーを掛ける頃には もう 溶かされ くずぐずの ボロ布のように 真弓に抱き抱えられていた。タオルで拭かれながら 全裸を晒す恥ずかしさも忘れてしまうほど 喘がされ 快感に溺れ 勃ちっ放しの茎は 痛みさえ覚える程 射精したくて。
そして 最初は抵抗のあった後孔も イタズラな指を 1本楽々飲み込む程に 解されていた。
真弓のやわやわと 揉み込むような 執拗さと 言葉による 安心感と 繰り返される 決定打の寸前の翻弄。
骨が無くなったかのようだった。軟体動物はきっとこうなんだと 思えるほど 溶かされて 融かされて 説かされて 解かされて。
緩やかに 緩やかに 解されて
違和感しか 無かったのに くすぐったさ が 溢れては違和感と入れ替わり
痛みは初めの 未知への恐怖感から だけで。
違和感は くすぐったさ と まざり合い くすぐったさ が 増していく。
そのくすぐったさ は むずむずと どうしようもない位の ぞわぞわと 肌を 這い上がっていき
真弓の指の
甲ならうぶ毛の1本さえ 肌を熱くする。
指先なら 有るか無いかほどの長さに伸びた 爪の先の固さを。
指の腹なら指紋の皺さえも
カラダの細胞まで 逆撫で するように 千春のカラダを 目覚めさせて いく。
真弓の掌。
真弓の手。
それは魔法のように千春の心の固さを全て 奪い去っていく。残ったものは 散々捏ねられた 麺より 熟成されて 天塩にかけられた モノ。
真弓の手の皮膚も筋肉も筋も骨も 鋭敏になった千春に 歓びの 種を撒いて植え付けていく。
ベッドに優しく寝かされ 笑みを向けられただけで 全身が 震えてしまった。
キスをくちびるに受けただけで 真弓に囚われて 他の有りとあらゆる全てが 消滅した。
真弓だけ そこに有れば もう 命さえ 惜しく無い。
「あー 真弓さん 好きです。」
一瞬 眉をしかめた 真弓に どうしようもない 不安が 沸き上がる。
そして 噛みつくような 激しい くちづけを されて
「千春。千春。僕だって どうしようもないくらい 好きだよ。好き。好き。好きだよ。」
好きになった人に 好きだと言われることが こんなにも 切なく嬉しいことだと 思った千春だった。
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