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※【パーツ】の話の中での設定。
千春 千春2 での設定とは少々異なりますことをご承知おき下さい。
俺は 正之。
横浜の郊外で開業医の父を持つ医師だ。
俺には中学からの親友が2人居る。
一人は 俺の恋人でもあるバヒエこと高田という男。
もう一人は自動車会社に勤めている五井財閥系列のエリート山手真弓。
俺と高田が恋人で同時に3人で親友という奇妙な関係だが 俺達3人は固い友情で結ばれている。
山手はその容貌と家柄の良さで そこそこ女を取っ替え引っ替えして 適当に遊んでいた。だが 仕事にも真面目に邁進している。
ところが 先日 誘われて3人で飲んだとき。
真弓が 真剣な顔で 男に惚れた。と告白してきた。
他の男には そんな気にもなれないが 或男に 惚れて どうしたら良いかわからないと 相談された。
聞けば 早々にキスを衝動でしてしまったが その先どう進めたら良いかわからないと。
キスが受け入れられたのなら 何も問題は無いと 言ったが 先に進めないと泣きが入った。百戦錬磨の女たらし が と笑ったが 真剣な顔で 俺とバヒエに頭を下げてきた。
早速 バビエが こんこん と 男でもこうだああだと レクチャーして 俺は俺で 専門である後孔の性交の仕方を医学研修生用シリコンマネキンで懇切丁寧に指導した。
アナル、言い換えれば直腸の先はまっすぐではない。人体内臓の図を見れば一目瞭然であるが、大腸は真上に伸びている直腸の先は曲がって本人にとっては左に曲がっている。いわゆるS字結腸。それから真上に行き腹を横に走り曲がって真下の虫垂 いわゆる盲腸にいっている。
アナルセックスはただまっすぐアナルから挿入すれば良い訳ではない。もちろん直腸内に前立腺があるので それでこと足りる場合も多々ある。
個人差があってそれが柔軟なら まっすぐでも快感を得られるが その先のことも頭の隅においておけば 深く挿入して快感を拾うことも、ヘビーな痛みにも似た快感を得ることも可能だ。
もちろんカラダも心も緊張を解いていくことは必須である。
緊張を解いていけば結腸の口が固く閉じたままではなくなっていく。腸壁の中は蠢く柔らかな凹凸の媚肉が続く。
内容物が近くに無ければ 無色に近い腸液が潤してくれる。
又初心者には 重要なことだが 相手の腸内の内容物には 目を瞑ることか出来ないといけない。コンドームを装着しても場合によって内容物及び付属のモノが付着することを覚悟すること。
こちら以上に本人が 羞恥の極みであること。重々注意するように 口が酸っぱくなるほど 言い聞かせた。
バビエの方は俺との経験を交えながら 再びモノにすべく 抱き寄せてからの説得、好意の甘い言葉を常に囁くことの重要性などを言い含めていた。
更に 女と違って男には男のデリケートな 自信の無さがあるということ。
両想いになって女ならポジティブになってカラダを繋げたら更に ポジティブに拍車がかかるが。
互いにノーマルであったなら 男同士はメガティブに なっていきやすい。
欲望を吐き出すまでは快楽に 溺れる。同性でも射精してくれた満足感などで幸福を感じる。
が 信頼関係ができていない内は その射精後の虚脱感と相まって
恋心を持っていても 後悔にも似た感情やら ノーマル回帰やら 射精後の満足感も手伝って
互いに 疑心暗鬼になって 相手は異性のが 似合っているのでは?とか 異性には勝てない自信喪失感。やがて異性に戻っていくのでは?という悲愴感。単にカラダの快感だけの勢いではないか?
などなど 考えてしまうことがある。
それに堕ちると ぎくしゃくした 事後の時間になってしまい 互いに気をつかい 無かったことに して
みたいな 相手の真意もわからないくせに 余計な 押し付けをしてしまう。
すると 無かったことに したいのか?
と 相手を気遣ったつもりが 相手に誤解を与えて しまう。
とにかく 最初のセックスはしつこく 丁寧に 愛を囁きながら 快感を与えて。
快感を与えられなくても 後悔していない 心底欲しい気持ちを しつこく伝えること。事後も 尚も 愛を囁くこと。
相手を褒めること。自信を持たせること。異性より どんなに良いか本人に 伝えること。異性よりどんなに快楽を得ているか トコトン伝えること。
だって実際アナルセックスの方が気持ち良いと 思うようになるから。
とバビエは真弓に宣言していた。
かなり実体験を赤裸々と話していたので真弓も洗脳されたかもしれない。
今まで 本気になった恋愛話を聞いたことが無かったコイツが 少年のように ため息をついて切なそうにしていた。
同性同士の戸惑いは 俺とバヒエとの関係を間近で 見てきたから 無いかもしれない。
だが 同性とカラダを繋げたいと 思うのなら 惚れたってことだろ。
どうしたら良いのかわからないって 悩む姿は 端からみれば 面白おかしい話にしかならない。
だが 男が男に惚れて欲情するって いうのは 生易しい話じゃない。
世間からみたら 俺達は分別も世の中の苦みも みてきた年齢の人間だ。しかも或意味財閥のお坊っちゃま。
それもこれも飲み込んで 自ら苦境の道を選ぼうとしている。
道徳的なことは言うまい。
今は男の快楽を味わってみろ。
そして奉仕しろ。
バヒエと話す親友を あたたかく
見守ってやりたい。
いつか その真弓が惚れた奴と4人で 酒でも
飲もうや。
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