アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
違う
-
違う…そんなんじゃない。
「本当に俺がおまえに何かしてしまったのか
わからないんだ。
…それとも、本当に俺の事が嫌いになったのか?」
「そんなんじゃ…ない」
嫌いなのか、と言われた時、
ドクン、とした。
…俺が守沢先輩の事が嫌い?
そりゃあ、ウザくて、暑苦しくて、抱きつき癖とか
気持ちわるいけど…
嫌いかと言われたら、…なんか認めたくないけど
やっぱりちがう。
「嫌いじゃないって言うないからどうして避ける」
ぎゅっ
さらに回されたてに力がはいる。
背中に感じる温もりに気がいって、
考えがまとまらない。
鬱だ。
「…なぁ、高峯、こっちを見てくれ。
嫌いじゃないと言うなら、こっちを向いてくれ。
………頼む」
…あぁ、鬱だ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 21