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堪りません!
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川本Side
突然湧き出た泉はその規模を
さらに拡大し溢れそうに揺らめく
その水はまるで宝石のように、キレイで
ずっと ずっと 眺めていたい
長いまつ毛は濡れ
美しいほどに震えていた
強く拭う指先
擦ったせいで赤く染まる目元
まるで清らかさを称えたように
その白い肌に咲き 彩りをのせる
あぁ、ホンマに
キレイやな…
俺がそれを拭ってやりたい
そういう気持ちにさせられる
せやけど見たいから
零れ落ちて、頬を濡らすその一瞬は
多分きっと もっと美しい
思っていたら
あ、零れた
睨むように細めたその瞳に
俺はもう釘図け
「どないしたん。」
「お前が抹茶シュークリームにこっそりワサビ入れたからやろ!!!」
「ヤる?」
「なんっっでやねん!!!」
END
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