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意味なし日常会話『ずんちゃん1』
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川本宅にて
酒井「ずんちゃん、さっき商店街歩いてたな。見た?」
川本「あ、見た。久しぶりに。」
島田「誰それ。」
酒井「見た事ない?ちょっとでっかいおっさんやねんな。」
川本「そうそう。いっつもおんなじ服着てんねん。色褪せたストライプのシャツ。」
酒井「なんでか汚れてへんし洗濯はしてはんねんきっと。」
川本「髪の毛もっさーってなって、頭皮ギトギトやねんけどな。」
島田「うえー、何そいつーー。」
酒井「たまにショーケースとか見て歌いよんねん。」
川本「ずーんずーん なんたら ずーんずーん なんたら、言うて。俺この前ガ○ガリ君半分あげたらペコってされたで。」
酒井「なんで構ってんの?怖い事すんなって。」
島田「あれ?いい人なんかな?」
川本「何うとてんの?って聞いたらな、」
酒井「ガッツリ喋りかけてますやん。」
川本「うおーっうおーっ言うて、わ、これあかん思てちょっと離れたわ。」
島田「めっさ怖いやんけ!」
酒井「……お前まだなんか言うたやろ。」
川本「言うた。どないしたーん!って。」
酒井「俺一緒にいいひんくてよかった。そういうノリホンマやめて欲しわー。」
島田「えー俺見たかった!」
ガチャ
梶原「何話しとん。」
酒井「来るん早ない?」
梶原「お前らのが早いやろ。」
川本「こいつら帰りそのままここおんねん。」
島田「今ずんずんの話しててん。川本が話し相手してあげてる人やねんて。」
川本「話飛躍しすぎてへん?ええけど。」
酒井「ずんちゃん知ってる?歌って歩いてるおっさん。」
梶原「は?頭おかしいの?」
川本「ずーんずーんなんたらーってうとてるおっさんの話。」
梶原「ずーんずーん?…………さとる君か?ストライプの。」
酒井「そそ。やっぱ知ってんの。しかも名前という新情報。」
島田「えー!俺だけ知らんのいややー!」
川本「ほな見てこいて。まだその辺いてるやろ。」
梶原「今ぐらいなら小学校前いてるで多分。」
酒井「なんか詳しない?」
川本「連れ?」
梶原「ちゃうわ!」
島田「たこ焼きこーてくるついでに探そかしら。」
川本「あれ何うとてんの?」
酒井「聞き取られへんよな。」
梶原「ずーんずーん だらぼこ、言うてんちゃうかな。」
酒井「だから詳しない?」
川本「意味は?」
梶原「知らんやんけ。」
酒井「だーしまちょっと聞いてきて。」
島田「聞いてみよか。」
梶原「やめとけやめとけ。」
川本「お前。なんか隠してんな?」
酒井「腹違いの兄弟とか?」
島田「親戚?」
川本「ホンマの親?」
梶原「お前ら俺をなんや思てんの。」
島田「おし。ちょっと見てくる!」
川本「帰りにガリ○リ君こーてきてー!」
バタン
酒井「ホンマに行きよった。」
梶原「やめろ言うてんのに。」
川本「ほんでホンマはなんなん?何隠してんねん。」
梶原「別に隠してへんけど。」
酒井「怪しっ。」
川本「はよ言えやー。」
梶原「………………小学校2年生ん時に、さとる君に、誘拐された事あんねん。」
梶原の意外な過去に衝撃。
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