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穏やかな朝(溺愛ドS×健気受け)
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春の暖かな光を感じながら目覚める朝はとても気持ち良く、鳥たちの囀りをただただ慈しみながら体を起こせば、昨晩の疲れが嘘のようになくて…。
こんな気持ちの良い目覚めは久しぶりで、思わず小さな笑みを浮かべながら美しい蒼い目を細めて、肩まで伸ばした少しクセのある髪を触りつつ、髪に変な寝癖がついていないのかを、鏡で確認するために寝室の襖を開けたら…。
なんと、そこには。
本来だったら居るはずのない薄く金色の入った銀の髪を紫のリボンで縛り、いつも気難しい顔ばかりでとても怖い方ですが…本当は誰よりも優しくて私のことを愛してくださって居るランゼルト様が何故かいらっしゃって…。
私は思わず「えっ…どうしてこちらにいらっしゃるのですか?」と疑問の声をあげながら、縁側に座りながら本を片手に持って居るランゼルト様をただただ見つめた。
「…。」
私のそんな呼びかけにランゼルト様はピクリとも反応を見せず、まるで動かない人形のようで。
思わず心配になり、彼の側に駆け寄ってみたら…。
すぅすぅといった、聞こえるか分からない静かな寝息が聞こえてきたので。
私は思わず愛おしい気持ちになりながら。
初めて見る誰よりも大好きで、愛おしい…私の『ご主人様』の無防備な寝姿に胸が高鳴るのを感じ。
「ああ…。なんて素晴らしくて、幸福的で、幸せな朝なんでしょうか」
と嬉さを含んだ声音で、眠る愛しい人に語りかける様に言えば。
「うっ…」と、どこか嬉しいそうだけど、まだ眠って居るランゼルト様の声が聞こえたので。
私はもっと彼の息吹を感じたくなり、眠る彼の胸に頭を埋めようと抱きつけば…。
絶妙なバランスで座っていたランゼルト様の体は、私の重さに耐えきれず、まるで押し倒すような形になってしまい…。
私は焦った声で「ごめんなさい…ランゼルト様」とランゼルト様に馬乗りになりながらそう言ったら。
「ああ。そうだな…アキツシマ」
とさすがに今の衝撃で目が覚めたようで、少し機嫌の悪い声音でそう返して来たので。
ああっ…どうしましょうと、不安を覚えながら彼の胸に頭をすりつければ、どうやら私の行為に気をよくしたのか、先ほどの機嫌の悪さはもう跡形も消えており。
「…まさかお前に押し倒されるとは思っても見なかったが、これはこれで悪くはないな」とどこか楽しそうな声音で言いながら私の頭を撫で、口に挨拶のキスをしてくれた。
チュッと音をたてるだけの口づけに、どこか物足りなさを感じながら眠りから覚めたランゼルト様の方を見れば。
何やら考えごとをしているような顔つきで…。
また意地悪なことを考えているのでは…と、一瞬頭によぎったが。
まさか私の屋敷で、朝から淫らでふしだらなことを流石にしないだろうと思い、体をあげたら。
「アキ…そのまま体をあげてくれ。 お前に騎乗されるのは悪くない」と言いながら私のお尻を強く揉んできた。
「ちょっと…何をなさるんですかっ…!!」
「何って…お前の柔らかな臀部を診ているだけだが」
「もうっ…ランゼルト様!! いつからお尻の診察が揉むようになったんですか?…朝から変になりそうですっ…」
と朝から意地悪してくるランゼルト様にそう言えば、彼は上機嫌に笑いながらこう返してきた。
「変になってしまうだと? ならばもっと本格的に診察しなくてはいけないな」
「ランゼルト様ったら…ほんといけない人なんですから」
「…悪い私は嫌いか?」
「いいえ。大好きですよ。もちろん…私は悪いあなたも愛しております」
「そうかならもっと意地悪をしよう」
そう嬉しそうに言いながら、ランゼルト様は私のお尻の蕾に自分の股間を押し付け。
どくりどくりと強く脈をうつ、太くて大きいモノを私に感じさせるように何度も当てては離してを繰り返し、そんな歯がゆい行為に私は痺れを切らして。
思わず顔を赤くさせながら、こう言葉をこぼしてしまう。
「…もう意地悪しないで、早く中に来て私のお腹をランゼルト様のでいっぱいにしてくださいっ…」と。
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