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02(ヤンデレ×強気)(軽度首絞めプレイ)
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「なっ!? もしかしてアレクセイも、知ってるのか!! やばっ、メンダコの妖精さん聞いた?やっぱりこの曲、空前の大ヒット曲かも」
俺は嬉しげに大きく言いながら、アキがいる方向に振り向けば……。
──そこには、誰もおらず。
在るのは資料を整理するための資料棚と、依頼主を座らせる黒のソファだけだったので。
「……妖精さんったら、ほんと俺以外の人がきたら……。すぐに、どこかに隠れちゃうな」
「うん? 嗚呼、もしかして僕が来る前に誰か居たの? 妖精さんって……。誰の事かな?僕が知っている人物じゃなさそうな、気がするな」
「えっ……あっ……。ちょっと待て、何機嫌悪くしてるんだよ。アンタが心配するような、相手じゃねぇよ。ほんと心配すんな」
「……分かったよ、コーティクがそこまで言うならね。でも、すごく機嫌悪くなったから。気分直しで、こうしちゃおう」
ものすごく機嫌の悪い顔から、いっきにご機嫌な笑みを浮かべて、アレクセイはそう言い放ってから……。
──唇を奪うような、激しいキスを俺にするので。
「ふわっ……にゃめろっ……キスすんな!!」
「イヤだね、キスは挨拶なんだから。これぐらい、許して欲しいな」
そう意地悪く言いながら、咥内を犯すように舌を入れてくるので。
「にゃっ……やめっ……て、そんなにされたらっ……息できない」
「息なんか忘れて、僕を感じてよヴィクトル。最高に気持ちよくさせてあげるから」と、
アレクセイはゾクゾクと甘く痺れるようなバリトンボイスで、意地悪く答えながら。
──俺を壁に押し付け、首をぎゅっと優しく、感じるように絞め始めるので……。
「がっ……はっ……やっ……めてっ……、くるっ……しいっ……。それっ……気持ちいいっ……からっ……」
俺はそうもがきながら、アレクセイの背中に深く爪をたてると。
「やめないよ、ヴィクトルは僕にこうされるのが大好きなんだから。だから、やめないさ」
アレクセイは俺の耳元で囁くように、甘く答えるので。
「はっ……もうっ……バカっ……、好きっ……大好きっ……」と酸素が足りなくて、頭が全く回らない状態で、そう吐き出せば。
──絞めていた手が、いっきに離れていくので……。
俺はゼハゼハと荒い呼吸を、繰り返しながら。
「アレクシェイっ……好きっ……もっと、俺をいじめてっ……。俺を、ぐちゃぐちゃにして」
「ヴィクトル……嗚呼ほんと、君は今日も愛おしくて可愛いな。でも、今は我慢しろ……。良いな? それぐらいは、出来るだろう」
「なっ……ひどい、こんな風にしたくせに我慢しろだって、このドエス野郎、責任とれ!!」
「ドエス野郎で、悪かったな。でも、そんな僕が大好きでしょ? ほんと、可愛いコーティクなんだから。あと……さすがに、朝っぱらからセックスは、良くないかなって思うからさ。続きは夜で、たっぷりしてあげるよ」
期待させておきながら、ばっさりと終わらせるように離れていくアレクセイに。
俺は、ドキドキと胸を高鳴らせて……。
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