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デートはいかが? ヤンデレ×強気
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「ねぇ……僕と、今からデートしてよ」
そう優しく言いながらも、拒否権なんて君には無いよと言いたげな態度で、目の前に居るヴィクトルを。
アレクセイは壁へと追い詰めて、獲物を狙う捕食者のような笑みを浮かべてから。
彼の返答など、待たずに。
──血のように赤い、愛らしい唇に、深い口付けを落とせば……。
「っ……にゃっ……めろう!? 何すんだよ!! この野郎っ……ふざけんな」
「別に、ふざけてなんかないよ。僕はいつも君に対しては真面目だよ。ほんと失礼しちゃうな」
「何処がだよ!? というか……いい加減、キスはやめろよな!! アンタめちゃくちゃ上手いから、感じてイキそうになるんだよ!! ほんと、やめろよ……」
「……そんな風にお願いされたら、仕方がないな。イクの我慢するコーティクも可愛いから見ていたしね」
アレクセイは良いことを聞いたようなテンションとノリをしながら、キスしていた唇を離してから。
今度は、お気に入りの縫いぐるみを抱きしめるかのようにツンツンしているヴィクトルをギュッと抱きしめ始めるので……。
たまらず、ヴィクトルは。
「今度は、俺をむぎゅるなよ──!! 俺は縫いぐるみじゃないぞ!? あとさ……さっきので一瞬忘れてたけど。デートしてよ?って……マジで言ってるの」
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