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「ちんこ突っ込んで……?」
「違う、ごめんなさいだろ? というか……ほんと、何処でそういうの覚えてきたの? 話によっては、ちょっとだけ痛い思いをさせるけど?」
アレクセイはヴィクトルの反応に、猛烈な不信感を募らせて、今にでもナイフで刺してくるような、危なげな態度で。ヴィクトルの中を、執拗に指だけで甚振れば……。
「……そんなの、漫画とかからだよ。だって……俺、アレクセイ以外の人間が、すごく怖いから。アンタが心配する事なんか、起きないよ」
「……そうだったね。ごめん、君ってすごく性的で、人格も魅力的だから……。すぐに、心配になるんだよ……。
だから、ごめんね……。これは僕からのお詫びだよ」
そうアレクセイは謝るように言い放ちながらも、ヴィクトルを一気にイカせるように。
──気持ち良い場所の中でも、一番彼が感じる場所を、激しく指で揺さぶると……。
「あっ……ひゃっ……いっ…ちゃうっ……やっ……だっ……よっ……!!」と、ヴィクトルは目に大粒の涙を零しながら、ビクビクと体を震えさしてから。
白濁とした液体を吐き出して、可愛くイってしまうので……。
アレクセイはそんなぐずぐずに乱れたヴィクトルの顔を、じっと心配したような表情で見つめながら。『自分が、こんな事をした当事者なのに。まるで、被害者を助けにきた人物』のような口調や素振りで、こう彼に言葉をかける。
「すごく酷い顔だね……涙で、目が真っ赤だよ。ほんと……酷い顔、こんな目にあってさ、本当に可哀想……でも、君がいけないんだよ? もう二度と、こんな風にされたくなかったら、僕との愛の営みは、誰にも言っちゃだめだからね」
「……もうっ……絶対に、しないから。ごめんなさい、本当に、ごめんなさいっ……」
「いいよ、許してあげる。そう、許してあげるから……。僕の胸の中で、少しだけ休むと良いよ」
アレクセイはそう甘く囁くように言いながら、少しぐったりしているヴィクトルに、脱がした服を綺麗に着せてから……。
お姫様を連れ去る騎士のような動きで、バーのトイレから出ていき。
──そのまま、バーカウンターに居るセシュの方など、振り向きもせずに。
ヴィクトルの自宅でもある、探偵事務所へと、急足で向かった……。
「コーティク、ここに降ろすね?」
アレクセイはそう優しく言い放ちながら、先程の行為でまだ悶々としているヴィクトルを、事務所の奥にある彼の寝室のベットの上に横たえると。
「……うん、ありがとう」
「どういたしまして、あとそうだ……少しだけ水飲む? さっきのでちょっと疲れたでしょ?」
「……なっ……水はいい、いいから……それよりも、アレクセイのザーメン飲みたい」
ヴィクトルは目を潤ませて、恥を忍んで言うようにぼそりぼそりと消え入りそうな声で、可愛くアレクセイにそうお願いするので。
「ねぇっ……本当に今日大丈夫? 熱でもあるみたい……いや、むしろタチの悪い何かでも食べたり、飲んだりした?」
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