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どうして?9
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俺ここで殺されるのかも知れないような切羽詰まった空気の中で、心臓がさらに脈打って、こちらも頭も心もぐちゃぐちゃになりそうになりながらも……。
こんな危機的状況に、言い知れぬ性的な興奮を感じてしまい。
(どんな風にされちゃうんだろう? 痛いのも苦しいのも気持ちいいから、俺アレクセイになら殺されても良いし、むしろ……そうなる事を……)
そう思いかけて、何を馬鹿な事を考えているんだと。
ふと我に返りながら、自分の状況を見れば。
白いシーツのベットの上に寝かされていて、今すぐにでも目の前に居る彼にめちゃくちゃにされるような状態だったので。
「アレクセイ……あっ……もう、今日は本当にどうしたんだよ?」
「……ほんと、どうしてるんだろうね。僕自身が一番そう思うよ……。だから、君で僕を満たして欲しい。嗚呼……君の中に僕の精を注げば、君は僕の愛き人に戻るのかな」
「なっ……やりたきゃやれよ!!俺のお腹がパンパンになるまで出したきゃ出せよ。全部俺が搾り取ってやるから」
淫魔みたいな捨て台詞を吐きながら、余裕がない表情で息を少し荒げて俺の服を乱暴に脱がしている彼の手に触れて。
『自分で脱ぐから、アンタはそこで待っていればいい』と言うような視線を向けて。
自分の着ている服を、ストリップショーのダンサーの様に誘惑するように脱いでいけば。
「……嗚呼、すごく綺麗で可愛いよ。何処で覚えてきたのかは気になるけど、でも今はそんな事どうでも良いぐらい……君を食べちゃいたいな」
「血に飢えたケモノみたいな顔すんなよな。あと、一枚で全部終わるからさ……ほら、これでお終い。存分に撫でてお触りしても良いぜ、ほら来いよな!」
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