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どうして?12
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「本当!! 嬉しいっ……アレクセイの大きくて、太いから……すぐに一杯になっちゃうよっ……あぁっ……今俺の奥深くまできた? 良いよもっと奥まで来て!」
完全にお互い共、脳がバグっているような普段ではあり得ない『壊れ方をしているな……』と。
定まらない思考でうっすらそう考えつつも、今日起きた出来事が自分にも、そして今この目の前に居る彼にとっても……。
──正気では居られないぐらい、心を乱しどこまでも苦しくて悲しくて、裏切られてないのに、裏切られたような。
理解を超える失望感を、早く癒したくて……いや違う早く救われたくて。
唯々、その一心でお互いを求めあっているだけなのかもしれない。
でも……それで良いのかも知れない、だってこんなにがむしゃらに俺の事を求めて、余裕なく感情をむき出しにしているアレクセイなんか、きっとこんな事が起きない限り無理だったはずだから……。
「アレクシェイっ……俺の事好き? 俺が一番だよね?」
「もちろん大好きだよ、君が一番だよ。というか君が二番になる事なんかないし、あり得ないから」
「そうだよねっ……俺が一番なのは当然だよな、あぁっ……待ってっ……そこはダメっ……!!」
俺はそう甘く叫びながら、届いちゃ行けない奥深くをゴリっと押し広げられた衝撃に脳が真っ白になりつつも。
今日起きたありとあらゆる不安から、これで漸く解放されたような気持ちにもなって。
そのまま……意識を失うようにイったのだった……。
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