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ヴィクトルはそう気持ちよさ等もあるが、うるうると涙ぐんだ瞳で訴えかけるように答えるので。
そんな彼の行動にアレクセイは何とも言えない複雑な顔をしながら、宥めるように。
「ごめん、悪くないよ……。悪くないからそんな顔しないでよ。いつだって僕の弟からだなって……思っただけだし、それで怒ったりしないよ」
「でも……アナルプラグには怒ったじゃん」
「アレは別、オレーグは僕の片割れなんだから、彼についての事では僕は怒らないさ……ああ、でも今は彼とは双子じゃなかった。まあでも気にしなくて良いから、そんな事無かった事にして僕を感じてよ」
いやいやするヴィクトルの頭を優しく触れて、大天使が囁くような男らしいけど柔らかな声音でアレクセイは導くように言い聞かせるので。
「わかった、うん……」とヴィクトルは頷くように返答するので。
アレクセイはズブぬちゃっと卑猥な音が大きく出るような勢いで、再度ヴィクトルの中を暴れるように動くと。
「あがっ……うっ……そんなに乱暴にされたらぁああっ……俺もうイっちゃうよっ……!!」
「あっ……そう、それは良かったね。いっぱい気持ちよくなればいいさ」
「あぁああああっ……うんっ……いっぱい気持ちよくなるぅううっ……」
ヴィクトルがそう甘く叫んだ時を狙うように、彼が最も感じる場所をごりゅっと押し上げるように屹立を動かせば。
体に電流が流れたかのように体をびくびくと振るわせてヴィクトルは、白濁とした液体を勢いよく吐き出して。
「おほぉっ……あはっ…うっ…イくっ……ああっ……いっぱい出ちゃうっ……気持ちぃいいよ、頭がおかしくなるよっ……」と乱れ狂った喘ぎ声を出して、アレクセイの屹立を喰いちぎる勢いでぎゅっと強く締めつけるので。
「うっ……あっ……良いよ、すごく堪らなく良い。僕も出ちゃいそう……」
「本当!? 出して、俺の中にいっぱい出してよね。だって俺アレクセイのモノなんだから」
ヴィクトルはそう嬉しげに言い放ちながら、足で相手の体を拘束する所謂『大好きホールド』をしてくるので……。
アレクセイはそんな可愛らしい恋人に、ほっこりした笑みを浮かべて。
そのままたっぷりと彼の中に精を吐き出してから、日の光が昇るまで……。
──休むという概念を失ったかのように、ひたすら彼を貪り。
ヴィクトルのお腹に、たっぷりと彼の望むものを注いだ。
×××
「おい……少しは加減しろよ、馬鹿。あとっ……声がっ……擦れて、そんなにっ……しゃべれねぇんだけど」
「えっ…!? ああ、おはよう。起き抜けに元気だね」
ふと起き抜けにアレクセイは隣で寝転がっているヴィクトルに、そう叩き起こされるので。
悪びれる事もなく、いつも見せる飄々とした態度で返せば。
「元気だねっ……じゃねぇよっ……!! 今日依頼あるのによ、どうすんだよこれっ……」
「どうすんだよこれって言われてもね、君の代わりに僕が依頼者と話すで良いじゃないかな?」
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