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#episode.35 嫉妬
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〜琉side〜
「……遅いな。」
琉は時計を見やってそう呟いた。
時刻は2時を回ったところ。いくらなんでも遅いような気がした。
琉が心配になり、恋に電話をかけようとしたその時だ。
ガチャリ、とドアが開く音がした。
もうこの時から、おかしかったのだ。
いつもなら"ただいま"と声がするはず。だが今日はそれがなかった。
「恋、おかえ……?!」
琉は玄関に行って驚いた。恋が壁にもたれかかるようにしゃがみ込んでいて、荒い呼吸を繰り返している。
「恋?どうした?!大丈夫か?」
「はぁ……ふっ、ン…」
(えっろ……エロすぎる。)
「恋、とりあえずベット行こう?」
「ぁ、かつ……さん……」
(……っ!静まれ!俺の息子!)
琉は理性という壁を築き上げるのに必死になっていた。
ところがその壁は、一瞬で嫉妬という爆弾に吹き飛ばされることになる。
「恋……今日何人とヤった……?」
「ん、ぇ……?」
「何人とヤったかって聞いてんの。」
琉はそういうと、玄関だというのに、乱暴に恋を押し倒した。
「な、なにする……っ!!」
そして恋の手を頭上でまとめ上げると唇にはキスを落とす。
「ん、ふぁ……ぁ、んっ……あ、ん……」
いつもより明らかに艶やかな声を出す恋。
琉はさらに嫉妬心を募らせる。
一体誰が。恋をこんな風にしたのか。
「んぁ、あ……かふ、はんっ……」
「で、何人とヤったの?」
「5、人です……」
恋は潤んだ瞳で琉を見つめ、肩で息をしながらそう答える。
「ふーん……それで?誰がこんな痕つけたの?」
琉はそう言って恋の首筋を舐める。
「ふぁぁっ!あ、かつさんっ……ど、した、んですか……?」
恋はピクリと肩を揺らす。
「……何?嫉妬したらダメなの?」
「ふぇ……?し、っと?」
琉が首筋に舌を這わせながら話すので、恋は途切れ途切れに返す。
「他の男に痕とかつけられてさ……いくら仕事でも嫉妬するっつの。」
「や、こ、れは……そ、じゃなくて……」
「何?仕事だから許せって?あー、俺たちが契約だから?」
なぜか琉はイライラして止まらなかった。
普段ならこんなことを言ったりしない。恋のことは優しく抱いてやりたいし、仕事でもしているのだから体を労わりたい。だが今日の琉には、それが出来そうもなかった。
「もうこんなに反応してんの?」
琉はそう言いながら恋のズボンの中に手を入れる。それと同時にシャツも捲り上げて胸の先端をいじる。
「ふぁ、ん……ぁ……あ、や、だめっ……あかっ……」
恋は琉の腕を引き剥がそうとするが、力が入っておらず、抵抗になっていない。
「んぁ、あ、や……ぁ……」
「や、じゃないだろ?こんなにグズグズなくせに……」
琉は恋のモノを扱く手を早める。
「あ、あ!や、だめ、あ、あかつさんっ……や、ぁ……」
恋はよほど気持ちいいのか背中をそらせ、足をガクガクと震えさせている。
「気持ちいいんだろ?」
「んぁ……やだ……あ、かつ、さ……んっぁ……」
恋の声は徐々に余裕がなくなってきて、絶頂が近いことがわかる。
そこで琉はパッと弄る手を離した。
「んぁ……な、んでぇ……」
「ん?やめてほしいんじゃなかった?」
「や、めないでぇ……あかつさぁん……」
恋の目はトロンとしていて、潤んでいる。
「じゃあ、ちゃんと言え。」
「んぅ……あかつさんの……て、で……さ、さわって、イかせて……?」
琉はニヤッと笑うと再び手を動かす。胸の先端を片方は指で転がすように触り、もう片方は舌でツンツンと突くように舐める。
「んひゃぁぁぁ?!そ、んな……したら、イっちゃ……あ、あ、や、も、イっちゃあぁぁぁぁぁ!」
恋はビクンッと震えて達した。
「ふぁ……あ……あ?!や、まだ、イった、ばっか……なのにぃ……んぁ!やらぁ……」
琉は間髪入れずに恋の後ろに手を伸ばす。
そしてすんなり指が入ったことに驚いた。
「あ、やら、で、ちゃう、やらぁぁぁ!」
恋が初めて涙を浮かべて、イヤイヤと首を振る。
すると恋の穴からコポコポと精液が溢れ出してきた。
「や、らぁ……みないれぇ……」
恋はグスグスと泣いている。
恋がこんな風になったのは初めてだった。
だが琉は嫉妬心でおかしくなりそうだった。
さらに恋の涙にさえ欲情した。
琉は自分のものをズボンから出すと一気に貫いた。
「んぇ……?」
恋は何が起きたかわかっていないのか、反応しなかった。
だが足はガクガクと震え、体もビクッと震えた。
「あ……?あ、あぁぁぁっ!」
そして背中をカクンッと反ると中をキュゥゥゥッと締め付けた。
「……気持ちいんだ?」
「や、きも……ちく……な、い!やら、ぬ、いてっ……やらぁっ……おかしい!れん、おかしくなるっ……!」
「やじゃないだろ?気持ちいんだろ?こんなにギュウギュウ締め付けて。」
琉はそう言いながらコンコン、と恋の前立腺に自分のモノを当てる。
「ひぁぁぁ!しょこ、やらぁっ!やめれ、やら、やなのぉぉっ!」
呂律の回っていない恋に、琉はさらに欲情する。
「ここ?ここがやなの?」
コンコン、コンコン、と前立腺に当てるたびに、恋の中はキュウウンっと締まる。
「ひあ、ぁ、んぁ!やら、やらぁぁっ!あか……しゃ、やら!も、や、むりぃ……」
「そう言ってるけど、腰揺れてる。」
「ふぇ……?」
「今、俺動いてない。」
「んっ、ぁ……んんぁ……あかつ、ひゃんっ……うごいてぇ……」
自分で腰を動かしていたが、もどかしいのか、恋はそう言って琉に強請った。
「どこ?ここ?」
琉はわざといいところをずらして動く。
「んぁ!ぁ……ちがぁ……しょこ、じゃ、なぃ……んっ!」
「んー?どこー?」
「ぁ……お、くっ……おく、ついてぇっ……」
恋がそう強請ると琉はニヤッと笑い、ゴチュッ!と奥まで一気に挿れた。
「あ……あ……」
恋は口をパクパクと動かして短く息をする。
「あ、イった?」
恋の中はキュンキュンと収縮している。だが白濁は吐き出していないようだった。
「んひゃ……きもちぃ、きもちいのぉ……あかつ、しゃぁん……もぉ、やめてぇ……おかしく、なっちゃうのぉ……」
恋はまたグスグスと泣き出す。
「これで終わり?そんなわけない……だろ!」
「ひぁぁぁぁぁぁ!」
琉は律動を始める。
パチュ、パチュと音が響く。
恋の中にあった精液が潤滑剤の代わりになり、滑りはかなり良かった。だがそれは、無性に琉をイライラさせた。
「クッソ……こんなに他の男に出されやがって……ゴムしてねぇのかよ!」
「んぁぁぁっ!あ、あんっ!ぁ、ンッ……あ!」
恋はもうただ喘ぐしかできないようだった。
「クソ……」
琉は恋の首筋にきつく吸いつく。そして赤く跡をつけると、同じことを他の場所にも繰り返していく。
「んっ!んぁ、あ……!」
恋はそれすらも快感らしく、喘ぎを漏らす。
「恋、イって。」
琉はそういうとグッ!と奥まで突いて中に出した。
「あ、あ、あぁぁぁぁぁ!」
恋も白濁を吐き出し、中をキュッと締め付けて達した。
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