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#episode.147 俺だけが
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〜琉side〜
「んぅ……やらぁ……はなしてくらさい!」
恋は琉の腕の中で足をばたつかせている。
「暴れんなっつの。」
琉は部屋に備え付けられたベットに恋を押し倒す。
「らにすんれすか?」
ベットはキングサイズで、恋が寝転がったところで幅がかなり余っている。
部屋には他にも大きな姿見やドレッサー、衣装ダンス、城の庭が一望できる窓に広い浴室とトイレ、とにかくなんでも揃っている。
「あかつしゃん、はなれてくらさい。」
(なんでこんなに色気あるんだよ……)
恋の目はトロンとしていて、頬は酒のせいか真っ赤だし、呂律の回らないところさえ、煽情的だった。
「あかつしゃん?」
琉はキョトンとしている恋の唇に自分のそれを重ねた。
「んむぅ……う、あ、かつしゃっ……」
チュ、クチュ、と音を立てて、深く深くキスをする。
(口の中甘い……酒の味か……)
「んぅ……なにしゅるんでしゅか……」
恋の口からは飲みきれなかった唾液が溢れていて、目が潤んでいる。
「恋が可愛いのが悪い。」
「あかつしゃんにゃんて……きらいでしゅ……」
(完全に酔いが回ってんなぁ……)
「嫌い?じゃあ……やめる?」
恋はじいっと琉を見つめる。
そして遠慮がちに首を横に振る。
「やめないれ……」
(……クッソ、理性飛ぶわ。)
「んぁ!!」
琉は恋の服を捲り上げ、胸の先端を擦る。
するとピクリと肩を揺らして甘い声をあげた。
「酒回ってて敏感なの?」
「んぅ……しょんなことない……」
(敬語取れてる……初めてかも。)
「恋、どこ触ってほしい?」
「いじわるぅ……」
「ここ?」
「ひぁぁ!」
琉はすでに先走りが垂れていてぐちゃぐちゃになった恋のモノに手を伸ばして扱き始めた。
「ふぁっ、あ、あぁ、あっ、あぁ!」
恋の声は甘く高く、琉のモノも張り詰めてきた。
「うぁ、あ、あかつしゃぁん……」
恋はぎゅっとシーツを握りしめている。
「こっちまで垂れてる。」
琉は恋の後孔に先走りを擦り付けながら指を少しずつ入れていく。
「ひあっ!あ、あぁっ!」
「可愛い……」
琉は恋の首、耳に、チュ、チュとキスを落とす。
その度に恋は体をピクピクと跳ねさせる。
「あかつしゃんっ……も、ほしいっ……」
恋は恥ずかしそうに足を開いて、頬をさらに赤く染めて、目は琉から逸らしている。
「どこに?なにを?」
「っ、おれの……なかに、あかつしゃんの……いれてくらさい……」
顔を真っ赤にしながらそういう恋に、琉はゴクリと唾を飲んだ。
「あーもう、お前、人前で酒禁止な。」
「ふぇ?なんれ……んあぁぁぁぁ!!」
恋が言い終わる前に琉は自分のモノを押し込んだ。
「ひぁ……あふ、あ……」
恋は口をパクパクとさせている。
「恋がッ……可愛いとこは、俺だけがッ……」
琉は話しながら思い切り恋を突き上げる。
「ひう?!あ、あぁ!あぁぁ!」
恋はその度に甘く甲高い声をあげ、目からは生理的な涙をこぼす。
「俺だけ知ってれば、いいんだよ!」
「ひあぁぁぁぁ!!」
恋はビクビクと体を震わせて達した。
「は、はっ……はふっ、ひっ……」
「お前のそんな顔、他のやつに見せてたまるか……!」
「ひぁ?!も、イってりゅ……イってりゅのにぃ……」
琉は恋を抱きしめながらまた律動を始める。
「あ、あう、ああ!あ、あ、あぁ!」
恋は縋るように琉に抱きつき、琉はさらに恋を抱きしめる。
「あ、あぁ!も、むりっ……おかひくなりゅ……」
「おかしくなっていいのも……俺の前だけな。」
琉はゆっくり入り口付近まで自分のモノを抜き、そして耳元に口を寄せる。
「恋、イきな。」
そう囁くとグッと一気に奥まで押し込み、吐精した。
「ーーーーーーーッ!!!!」
恋はきゅうううっと中を締め、達した。
琉はゆっくり自分のモノを抜いた。
「ふあ……あ……」
恋の目はトロンとしたまま、体はピクピクと跳ねている。
(やば……やりすぎたかも。)
「あかつしゃんの……いっぱい……」
「まじかよ…」
恋の言葉に琉は顔を真っ赤にさせて悶えた。
(あー……もう、寝込みは襲えねえって……)
恋はスースーと寝息を立てて、すでに意識を手放したらしい。
「はぁ……ほんっとこんな顔、他のやつに見せたくねえ。」
無防備に眠る恋を見て、琉はそんなことを思うのだった。
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