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#*08
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〜紘side〜
「紘さん……いい加減離れてくれませんかね?」
「いいだろ……久しぶりにゆっくりできるんだから。」
紘はキッチンに立つ千秋に抱きついていた。
肩に顎を乗せ、腰回りに腕を回しているためか、千秋は動きづらそうだ。
「ご飯作れないでしょう。」
「んー?」
千秋は少しずつ料理を覚えて、紘のために作ってくれる。
もちろんそれも嬉しいのだが、気持ちが通じ合った今、紘としては千秋を甘やかしたくて仕方ないのだ。
「千秋はなんもしなくていいのに。」
「嫌ですよ。紘さんのためなら料理とかも覚えたいし……」
顔を赤くしながらそういう千秋に、紘はもう捕まえられて逃げられない。
「千秋。」
「な、なんですか。」
「好きだよ。」
耳元でそう言えば、耳から千秋の顔や首まで真っ赤になっていく。
「ぼ、くも……好き……」
(あぁ……本当可愛いんだから。)
「ねー、千秋。ご飯後でいいからさ、シたい。」
「ひ、紘さん……性格変わった……」
千秋は顔を真っ赤にしてそう言う。
「どういうこと?」
「烏沢の家にいた時は、甘えたりしたの見たことないから……」
確かに、父親に甘える気になどなれなかったし、烏沢の家にいた時の自分と今の自分では大きく違うだろう。
「それは千秋のおかげかな。」
「ふふ……そっか。」
千秋は心底嬉しそうに笑った。
「千秋……」
「なんです……っ!」
少し自分の方に顔を向けてきた千秋の唇に、自らの唇を重ねれば、千秋は頬を赤くしながら目を閉じた。
「ん……っ……」
舌でつつくように千秋の唇を舐めると、千秋は遠慮がちに唇を開く。
そこに押し入るように舌を入れれば、千秋は必死にそれに応える。
そんな千秋が愛しくて仕方ない。
肩に乗せていた顔を起こして、深く口付ける。
「ふっ……ぅ、ん……ぁ……」
千秋の口から甘美な声が漏れる。
紘は千秋の後頭部に手をやり、さらに深くまで舌を絡める。
「んん……ん、っ……っは、はぁ……」
唇を離してやればトロンとした目で紘を見上げ、唇の端からは飲みきれなかった唾液が溢れ、煽情的だった。
「千秋可愛い……」
「っあ!」
服の裾から手を入れ、胸の先端を優しく擦ると、千秋はぴくっと体を震わせて声を出した。
少しずつ主張してくる胸の先端をつまむように弄ると千秋は紘の服を掴んで、顔を胸に埋めてくる。
勃ち上がり始めた下半身のそれを、ズボンの上からツーッと撫でる。
「ふぁ……っ……ぅ、あ……」
耳まで真っ赤にして、肩を時折ピクリと揺らす千秋に、紘はさらに愛撫を激しくする。
ズボンの中に直接手を入れ、熱くなったモノを擦る。
「あ、あぁ!ひ、ろさ……あ!」
千秋の声は上ずり、足をガクガクとさせる。
「あ、も……紘、さん……」
もう立っていられない、と言うように体を紘に預け、見上げてくる千秋のその目は潤んでいて、紘はなんとか理性を保った。
「ベット行く?」
千秋が遠慮がちに頷いたので、紘は姫抱きにする。
「……え?!」
「大人しくしてて。」
千秋は恥ずかしいのか顔を俯かせ、でも手は紘の服をキュッと掴んだ。
2階に上がり、寝室のベットで千秋の上に覆い被さる。
服を脱がせ、耳、首筋、鎖骨、胸へと舌を這わせる。
「あっ……あ……」
ズボンもずらし、勃っているモノをゆっくり扱いてやると、先走りが溢れてきた。
「はっ……ぁ、ンッ……あ、あ……」
「……後ろも触っていい?」
千秋がこくりと頷いたので、紘は引き出しからローションを出して手のひらに広げると、後孔に指を差し入れる。
「っは……あ、アッ……」
静かな部屋に、チュプ、ツプッというローションの音と、千秋の艶やかな吐息だけが響く。
少しずつ指の速さを上げる。
「あ、あ!あ……ぅあ、あぁ!」
指を増やし、中でバラバラに動かす。
「ひあ!っあ!あぁ!」
前立腺を優しく刺激してやれば、甘く高い声を上げる。
「あっ……ひ、ろさぁ……」
「っ……千秋、もう、いい?」
「うん……挿れて、ください……」
(あぁ、もう可愛い……)
「あ……」
ゴムを取ろうと引き出しに手を伸ばせば、千秋がくいっと服を引っ張った。
「そ、のまま……が、いい……」
(……琉と翔也の気持ちわかった。)
琉と翔也が、理性が急にプチン!と切れるという話をしていたが、言いたいことがよくわかった。
今がまさにそうだ。
「もう……千秋、可愛すぎ。」
「え……っあぁぁ!」
ゆっくり押し入れてやれば、背中を反らせて高い声をあげた。
「っあ……ふか、い……」
「痛い?」
「だいじょ、ぶ……です……」
「動くね。」
ゆっくり律動を始め、前立腺を擦るように調整してやる。
「ひあぁ!ぅあ!そ、こ……っ、だめっ……んぁ、あ!」
千秋は声を上げ、きゅうっと中を締めてくる。
「千秋、可愛い。」
紘はそう言いながら、チュ、チュと色々なところにキスを落とす。
千秋は体をビクビクと震わせながら、縋るように紘に抱きつく。
そんな千秋が愛おしくて、また、自分の大切な人なんだと思って、首筋に吸いついた。
「んっ、あ……な、に……?」
ピリッとしたのか、千秋はもうトロトロの顔で見上げてくる。
その白い首には赤く痕がついた。
「千秋の可愛いとこ知ってるの……俺だけな。」
琉や翔也の独占欲が強いことを笑っていた紘だったが、自分も変わらないと思った。
「紘さん……もっと、痕、つけて……?」
上目遣いでそんなことを言われれば、紘の理性はどこかに飛んで行ってしまった。
千秋の白い肌に痕をつけながら、律動をまた始める。
「ひあ!あ!ひ、ろさんっ……ちゅー……」
「っもう……千秋可愛すぎ……」
「っあ!ひ、ろさ……も、イきた……」
「いいよ……一緒にイこ。」
グッと奥をついてやれば、千秋はぎゅうっと紘にしがみついて達した。
そして紘も、千秋の中で達した。
☆この時のお外☆
「……?出ないなぁ……2人とも留守?でも千秋はいるはずだし……紘さんの車もあるのに……まあいっか。」
インターフォンを鳴らしたのに一向に出てこない2人に、恋はお家に帰ったのでした。
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