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#*175
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〜明希side〜
翔也は基本的に、明希のやることを何でも優先してくれる。心配はされるが、否定はされない。
それに、結婚してからは嫉妬も目に見えて感じることはない。
恋たち曰く、1番わかりやすいのは翔也らしいが、明希の前ではなかなかそれを出さないこともある。
2人きりの時に、こうして面と向かって、嫉妬する、と言われると照れる。
確かに明希は、何かあると恋を頼る節がある。
だが、明希の心の支えになっているのは翔也だ。
先日の、不妊が発覚した時も、恋と千秋に話を聞いてもらうことはできたが、やはり安心したのは翔也と話したからだ。
恋と千秋は友人としてはもちろん大好きだが、翔也はそれとは違う。
2人とは違うのだ。
「お、俺は…確かに恋と千秋によく頼っちゃいますけど…でも、翔也さんがいないと、ダメっていうか…」
腰に回された翔也の腕に、自分の手を乗せる。
「恋も千秋も大好きですけど…翔也さんは好きじゃなくて…」
好きなんて言葉じゃ、足りない。
「あ、あ、愛してます…」
恥ずかしすぎて、声が小さくなってしまった。
耳まで真っ赤な自信がある。
「…もう…明希ちゃんは本当に可愛いな。」
翔也が明希の肩に顔を埋める。
「はぁ…もう…明希ちゃん不妊で落ち込んでたから、しばらく自制しようと思ってたのに…」
そういう翔也だが、下半身がしっかり反応して、明希の腰に硬いモノが当たっている。
「…い、いです…俺も、シたい…」
明希はそう言うとぎゅっと翔也の腕を握った。
「明希…大好き…」
翔也に耳元で囁かれると、甘い感覚が、全身に広がっていく。
「…ふふ、耳真っ赤。」
「あっ…」
カプ、と耳を甘噛みされて、ぞくっとする。
「んっ、ん…」
チュ、チュ、と耳を吸われ、ゾクゾクとした感覚が背中を走る。
「はぁ…明希…」
翔也の吐息を耳元で感じて、明希の興奮も高まる。
それを見透かしたように、翔也の手が、腰を抱いたまま明希のモノを撫でる。
「はぅ…っん…」
「明希…」
いつも以上に名前を呼ばれ、ドキドキと胸が高鳴る。
「んっ、あ…あっ…」
明希の体が震えて、お湯がチャプン、と音を立てた。
「んっ、あ、っ…んんっ…」
首筋に吸い付かれて、ピリッとした痛みを感じる。
「…綺麗に痕ついたよ。」
愛しそうに手で撫でられて、心が満たされていく。
「翔也さん…エッチ…したい…」
ここが浴室であることも忘れて、振り返ってそういうと、一瞬翔也が目を見開く。
それから優しく微笑んで、唇を重ねられた。
浴室であるせいで、クチュクチュといやらしい音が反響して、耳からも犯されていく。
「ふぁっ、っん、んっ、んぁ…」
手で胸と、すでに勃ったモノを愛撫されて、キスの合間に喘ぎが漏れた。
「んっ、ぁ、しょ、や…しゃん…」
舌を絡められ、吸われる。
体から力が抜け、へにゃへにゃと溶けてしまいそうな感覚に、明希は翔也の腕を掴む。
「ん、ふぁ、ん…」
クリクリと胸の先端を転がされ、優しくモノをさすられて、体がビクビクと跳ねる。
それでも唇は離されなくて、体勢が辛くなってきた。
「あっ、ん、しょ、やさ…」
それを伝えようとすると、唇が離された。
「ごめん、辛かった?」
そう聞かれ、コク、と頷く。
すると体を反転させられて、翔也の上に座らされた。
「んあっ、あぁっ!」
そして後孔を翔也の右手がマッサージするように撫でてくる。
「んっ、ふ…あっ…」
翔也の首に腕を回し、与えられる刺激に悶えた。
「指、挿れるよ。痛かったら言って。」
「ん…」
ゆっくりと差し入れられた指に、体がふるりと震えた。
何度も受け入れてきたそこは、痛みは感じず、快感だけを拾う。
「あっ、あ…あっ…」
「明希、こっち見て。」
翔也にそう言われ、明希はトロン、とした目を翔也に向けた。
翔也はふっ、と微笑んで左手で明希の顎を掴み、唇を重ねた。
「んんっ、ん、ンッ!」
そのタイミングで指を増やされ、明希は高い声を上げる。
「んっ、ん、んん、ん、ンンッ…」
潤んだ瞳を翔也に向けている明希は、キスでその表情をさらに蕩けさせる。
「…ふふ…そんなにトロトロになっちゃって。」
「ん…しょう、やさん…すきぃ…」
ぎゅう、と翔也に抱きつき、明希がそう言うと、翔也の息を飲む音が聞こえる。
「…煽った覚悟、できてる?」
翔也はそう言ってニコリと笑った。
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