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#*201
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〜紘side〜
「紘さん?」
家に帰ってきて、千秋をベットに押し倒した紘を、千秋が首を傾げながら見上げる。
格好もそのままに、すぐに帰宅したおかげで、ネコ耳も視界に入る。
「千秋…」
紘は千秋の頭を撫で、その耳に触れる。
「ネコ耳、か。」
「っ…恥ずかしいから…とっていいですか…?」
「ダメ。」
顔を真っ赤にして、耳を外そうとする千秋の腕を押さえつけて、顔を近づける。
「今日はこのままするか。」
「え、だめっ…ん、ぅん…」
ピチャピチャと音を鳴らしながら、千秋の唇を舐めたり吸ったりする。
「っん…ん…」
千秋が身をよじると、首元についた鈴がチリン、と鳴る。
「紘さん…」
唇を離すと、千秋の瞳がトロン、として、体からは力が抜けていた。
お酒が入っているせいか、軽いキスだけでとろけてしまったようだ。
「今日は覚悟しておけよ?」
紘はそう言うと、千秋のパーカーを捲り上げ、上半身をあらわにする。
すでに芯を持っている胸の先端に、指を這わせてコロコロと転がすように刺激する。
「んっ…ぁ…」
「今日はたくさんイこうな?」
「え…」
驚いている千秋をよそに、紘は胸への愛撫を徐々に激しくする。
「あっ、あ…んぁ、あっ…」
擦ったり、摘んだりして、片方には舌を這わせる。
「んっあ…」
「舐められる方がいいか?」
「っ…」
恥ずかしいのか、息を詰めて千秋は何も答えない。
服装のせいもあって、少しいじめたくなる。
「千秋が答えてくれないなら…体に聞くか。」
「あっ、あ!あ、りょほ、だめっ、あっ、ア!」
片方は指でクリクリと捏ねまわし、もう片方は舌で優しく舐め上げ、ジュルッと音を立てて吸い上げる。
千秋の腰が反り、自ら胸を突き出しているようになる。
「気持ちいいな。」
聞くのではなく、断定的にそう言う。
千秋の表情は、どんどん甘くなってくる。
「ひろ、さん…っ、あ、も、だめ…」
いつもよりかなり長く、胸への愛撫をしていると千秋の身体がピクピクと震え出して、首をイヤイヤと横に振る。
この前、胸への刺激だけで軽く達してしまった千秋は、それがまた訪れそうで怖いのかもしれない。
「大丈夫だから、もっと感じて。」
「んっあ、あっ、あんっ、あ、んぁっ!」
千秋の手が、ぎゅっとシーツを握りしめる。
そろそろ限界だろう。
「あっ、だめ、イっちゃ、あっ、あ、イく…っ!」
ビクン!と千秋の体が跳ね、小刻みに震える。
「あっ…は…ん…」
「千秋。」
名前を呼ぶと、閉じていた目をそっと開く。
その瞳は潤んでいて、少し口が開き、頬が紅潮していて、紘の興奮が掻き立てられる。
「紘、さん…きす、したい…」
千秋にそう言われ、ドクン、と体が熱くなる。
かろうじて保っていた理性の糸が、完全に途切れた。
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