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#*204
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〜明希side〜
「んっ、あ…」
キスをされて、ベットに押し倒され、優しくとろけるような愛撫をされる。
翔也の優しさが、気遣いが、全てが嬉しくてたまらない。
愛されていることを、頭で、体で、心で感じる。
簡単には、不妊のことを考えないようにすることはできなくて、いつまでも頭や心のどこかに引っかかっている。
不安で、心配で、そんな心の暗い部分を、翔也が温かく包み込んでくれる。
無理に光で照らそうとするのではなくて、それごと包み込んでくれる、そんな感覚だった。
「んっ、ぅ…ぁん…」
「…ふふ、鈴が鳴るね。」
明希が身をよじるたびに、チリン、チリン、と鈴が鳴って、静かな寝室に響く。
「ネコ耳つけてたら本物の猫ちゃんみたいだね。」
「…ネコ耳、つけます…?」
「…つけたら止まらなくなりそうだからやめとこ。」
翔也はそう言って苦笑いする。
なんだか今日は、めちゃくちゃに抱いて欲しい気分になった。
「明希ちゃん?」
枕元に置いてあったネコ耳に手を伸ばし、自らそれをつける。
そして、反対側に置いてあったネコのぬいぐるみを顔の前に持ってきた。
「…翔也さん…」
翔也の喉が、ごくり、と動く。
「どっちが、可愛い…?」
今回ばかりは、煽っている自覚があった。
翔也に抱かれて、不安なんて何もかも吹き飛ばしたかった。
「…まったく、愚問だね。」
翔也は妖艶な微笑みを浮かべ、ぬいぐるみを優しくどける。
そして深くて、甘いキスを落としてきた。
「ぁんっ、ん、んっ、んん…」
手で胸や腰を撫で回されて、体をよじると、少し体重をかけられて、動かせなくなる。
「んっ、ふぅ、ん…っん…」
胸の先端を刺激されると、甘い痺れが全身に走り、モノが硬く張りつめていく。
刺激が欲しい、と思ったその時、翔也の手がソレに触れた。
「んっぅ!」
それでもキスは止まなくて、唾液が飲み込めなくなっていく。
明希のモノから先走りがトロトロと溢れ、それが後孔まで濡らしていった。
「…可愛い猫ちゃんだね。こんなにトロトロになっちゃって。」
「ひあっ、あ、あっん…ア、あぁんっ!」
弱いところばかり責め立てられ、甘い声が口から漏れる。
快感を堪えるように、シーツをぎゅっと握りしめると、その手を翔也に取られ、指を絡められた。
「こんなに可愛い猫ちゃんにはご褒美あげないとね。」
「あ…しょうやさん、だめ、くちは、だ…あっ!」
ぱくりとモノを咥えられて、ビクン、と腰が跳ねる。
翔也の手をぎゅうっと握ると、優しく握り返してくれる。
「あっ、や、だめ!あぁっ、あ、ぁぁんっ!」
全身にゾクゾクと快感が走り、体がビクビクと震える。
「いいよ、たくさん出して、たくさん感じて。全部受け止めてあげるから。」
そう言った翔也が、ジュルルッと強く吸い上げる。
「あぁぁっ!」
体が甘い怠さに襲われる。
翔也の口の中に、吸い込まれていくように白濁を溢した。
「…ん、気持ちよかった?」
コク、と頷くと、翔也の目が嬉しそうに細められる。
「こっちも触っていい?」
するりと尻を撫でた手に、また快感を感じてしまい、コクコクと頷く。
明希の額に1つキスをして、ローションを取り出すとそれを手に出してから、後孔に塗り広げられる。
「んっ…」
入り口を優しくマッサージされると、勝手に後孔が開いていく。
「ふふ…可愛いな。ヒクヒクしてる。」
「やだ…みないで…」
恥ずかしくて足を閉じる。
それを優しく開かされて、足の間に体を入れられた。
「ものすごく可愛いよ。俺のこと受け入れるの、待ってるみたい。」
翔也はそう言うと、ゆっくりと指を入れてくる。
「あっ…!」
まるでそれを待っていたかのように、後孔が翔也の指を締め付けてしまう。
「きゅう、って締まった。嬉しいね、こんなに喜んでもらえたら。」
翔也はそう言って、より奥まで指を差し入れる。
「んっあ…あぁ…」
「明希ちゃんはまだ、ここの快感を知らないっけ。」
「ふぇ?」
スリ、と擦られたのは、前立腺よりは奥。
体に、なんとも言えないゾワゾワとした感覚が走る。
「ここと、前立腺を一緒に擦ると…」
「あぁぁぁっ…?!」
体全体に広がる快感。
体がどんどん熱くなり、もっと刺激が欲しくなる。
「な、に…?」
「ここね、精嚢っていうんだって。慣れてくるとすごく気持ちいいらしいよ。」
「あっ、あ、あぁっ、あ!」
奥までゆっくり入ってきた指が、一気に引き抜かれる。
前立腺を掠めるその出入りは、確実に明希の体に快感をもたらしていく。
「あっ、あ、しょ、やさ…あぁぁっ!」
「気持ちいい?」
「んっ、きもちぃ、あっ、きもちぃぃ…」
足の指先をぎゅっと丸め、翔也の手に指を絡ませて、体をビクビクと震わせながら、明希は翔也の指を感じる。
「指増やすね。」
「あっ、あ、ぁぁっ、んぁっ!」
ローションがグチュグチュと音を立て、翔也の指はさらに明希を責め立てる。
今までにない快感に、明希は翔也を見つめる。
「しょ、やさ、こわいっ、これ、こわいっ…」
「大丈夫。大丈夫だよ。」
優しく抱きしめられ、耳元で囁かれる。
それでも指の動きは止まらない。
「あっ、だめ、なんかくる、あっ、あ!」
「いいよ。イって。」
「はぁぁぁう!」
ぎゅうっと翔也に抱きついて、明希は白濁を出すことなく達した。
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