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#*205
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〜明希side〜
「はぁ…はぁ…はぁ…」
荒い呼吸をする明希は、力なくベットにぽすん、と沈み込む。
「気持ちよかった?」
「ん…」
コク、と頷くのも億劫なくらい、甘い痺れが全身に広がっている。
「明希ちゃん…」
グリッと押し付けられたのは、硬く反り返った、熱い翔也のモノで。
それだけで体が翔也を求めて、熱くなった。
「あ…ぁ…」
「もう、俺も限界。」
「っ…ん…挿れて…ほしい…」
「…明希…大好きだから。」
ぎゅっと抱き寄せられて、耳元でそう囁かれる。
「あ…それ、いらない…」
「え…」
ゴムをつけようとした翔也を止め、翔也の腕を掴む。
「…ちょくせつ、がいい…」
「もう…可愛すぎだよ。」
翔也に抱き上げられ、膝の上に乗る。
それから後孔に熱いモノをあてがわれて、ゆっくり腰を下ろされる。
「は、ぁん…」
徐々に奥まで入ってきて、肌と肌がぶつかる。
「あ…はぁ…」
「平気?辛くない?」
「ん…大丈夫…です…」
翔也の首にしがみついて、肩に顔を埋めてそう言う。
いつもより密着感があるこの体位に、興奮が高められて、後孔がキュン、と反応した。
「っ…興奮してる?キュンキュンしてる。」
スル、と尻に手を這わされて、ゾクゾクとした感覚が体に駆け上がる。
「動いていい?」
コク、と頷くと、ゆっくりと突き上げられる。
「んっ、ぁ、ん…んっ、んっ…」
突かれるたびに、甘い声が出て、体がビクビクと震えた。
「明希…はぁ…明希っ…」
翔也に名前を呼ばれるたびに、頭が痺れるような感覚に襲われる。
チリン、チリン、という鈴の音と、2人の吐息や喘ぎ声、そしてグチュ、という粘着質な音が部屋に響く。
「はぁ…なんか、鈴の音聞いたら思い出しそう。」
翔也がそう言って鈴を触る。
「はぁ、っん…翔也、さん…」
翔也にぎゅっと抱きついて、少しだが自分から腰を揺らす。
「明希、本当可愛い…この服も、ものすごく可愛いし、ネコ耳も可愛いし…いや、明希が、着るから、全部可愛い…」
翔也が、熱っぽい、艶やかな声で、耳元でそう言う。
明希の心が、体が、それを喜んでいた。
「しょうやさん…だいすき…すき…」
大胆に、自分から腰を揺らして、自らのいいところを突き上げ、後孔にきゅっ、と力を入れた。
「っ…」
翔也の顔に、余裕がなくなり、それが嬉しくて、また腰を揺らす。
「しょうやさん…っ…きもちぃ…?」
「ん…すごく気持ちいいよ…」
翔也を見つめれば、微笑んで頭を撫でてくれる。
「んっ…今すごい締まった…」
翔也が喘ぐ声なんて聞いたことがなくて、それを聞けて興奮した。
「…もう、締めすぎだよ…」
「だってっ…頭、なでられて…嬉しくて…しょうやさん…きもちよさそう、で…」
「…っ…明希…本当可愛すぎ。」
「ひぃあっ?!」
ズンッ、と奥まで突き上げられて、腰がビクビクと跳ねる。
「あっ、あ…ア、あぁっ、あ、あ!」
「明希っ…ごめん、もう止まんない…」
ベットに押し倒され、腰を激しく打ち付けられる。
「あっ、あぁっ!あぁぁっ!あ、んぁぁっ!」
「明希、明希っ…」
「しょ、やさ…ぁぁっ!あっ、あぁぁっん!」
いたるところにキスをされ、幸せな気持ちでいっぱいになる。
途端に、限界が近づいてきた。
「だめ、も、イっちゃう…」
「いいよ。イって。」
「やだっ…いっしょ、いっしょがいいっ…!」
「ーっ!ちょっと我慢してねっ…!」
「あっ、あぁぁっ!はげし、あっん、んぁぁっ!ン、んんっ、あっ、あぁっ!」
「明希…愛してる…」
「アァァァァッ!」
お腹の中に、熱いものが流れ込んできて、それと同時に明希も白濁をこぼす。
ものすごい満足感と幸福感が体を満たしていき、必死に力を振り絞って、翔也にぎゅっと抱きつく。
「明希ちゃん…ごめん、きつかったね…」
「だいじょぶ…です…」
そうは言ったものの、疲労感がものすごく、眠気に襲われる。
「いいよ、寝て。」
「しょうやさんも…いっしょ…」
「うん。お腹の中のだけ搔き出したらすぐ寝るから。先に寝てて?」
「うん…」
優しく頭を撫でられて、その心地よさに、明希はそっと目を閉じる。
「…愛してるよ。」
眠りに落ちる前に聞こえた言葉が温かくて、ひどく安心した。
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