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#*209
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〜琉side〜
「やっ、も、むりっ…りゅうさんっ、もうむりっ…!」
「お前が煽ったのが悪い。」
「やっ、あぁぅ、また、イっちゃう、やだっ、あぁぁっ!」
手の拘束を外してから、恋を抱きしめて、ひたすら恋のいいところばかりを刺激した。
琉も一度達したが、恋はその間に何度も達して、今では短い間隔で何度も達している。
「あっ、や、もうとまってっ、だめ、だめっ!」
「やめない。」
「ほんとに、だめっ、だめっ!!」
「なんで?」
「もうでないっ、でないのっ…!」
先ほどから、恋のソレからは白濁は出ず、トロッとした透明な液体が少しばかり出るのみ。
切なげにフルフルと震えるだけだ。
「でも恋はこっちでイけるだろ?」
「ーーーーッ!!」
ガクンッと背中をそって、恋は射精を伴わずに達する。
それに影響されて、後孔がキュウウゥッと琉のモノを締め付け、琉は眉間にしわを寄せた。
「りゅ、しゃ…もう、むりぃ…」
「もう少し付き合え…」
「もうやらっ、やらやらっ!」
首をイヤイヤと振って、腰を引こうとする恋の腕を取り、自分の膝の上に座らせる。
「やっ………っ!!」
前立腺を思い切り擦ったその時、恋のソレから透明な液体が吹き出す。
「…潮?」
一度だけ、琉の興味で潮吹きをさせたことがあるが、それ以来、全く見ることのできなかったものだ。
「っ、もう、だめ、あたまおかしくなる…っ…」
「…それが煽るんだっつの!」
「ひあぁぁっ!」
下から突き上げるたびに、プシャッと溢れてくる透明な液体。どんどん溢れるそれは恋が来ているニットのワンピースを濡らしていく。
「やっ、またでるっ、もうやらっ、やらぁぁっ!」
「っく…やば…イきそ…」
「あっ、あぁっん、アァァァン!」
恋が琉にしがみついて、ガクガクと体を震わせる。
「恋…中に出すよ…」
「あっ、あ、ア、あっ!」
グッと奥に押し付け、そこで吐精する。
「んあぁぁぁっ!!」
「はっ…く…」
恋が完全に意識を飛ばし、カクン、と力が抜ける。
「恋!」
さすがに無理をさせすぎたのか、気絶してしまった。
寝落ちることはあっても、気絶はなかなかない。
ゆっくり自分のモノを抜くと、微かだが恋が喘ぐ。
(くっそ…エロすぎ…)
ドロドロのびちゃびちゃになった服と、手首のファーがなんともいやらしい。
後処理をするために、それらを脱がし、ウサギの耳も取る。
恋はピクリとも動かず、少し心配になるが、近づくとスヤスヤと寝息を立てているので、琉はホッとした。
とはいえ、これでは明日は恋は動けないだろう。
明日は入籍しにいく約束だったから、無理にでも動きそうではあるが。
後処理を終え、恋の隣に横になる。
恋の頭を撫でて、寝顔を眺める。
「…恋…いつも無理させてごめんな…」
恋を目の前にすると、すぐに理性が飛んでしまう。
こんなに真剣に誰かを好きになったことなどなかったから、こんなに興奮するのも初めてで、毎回毎回、無茶苦茶に抱き潰してしまう。
恋は自分のものだという独占欲や、支配欲が、琉を掻き立て、少しも緩まることのない欲望をぶつける。
それでも恋は、好きだと言ってくれるし、愛を伝えてくれる。
だからたまらなく愛しい。
「愛してるよ。」
心の底からこぼれ出る言葉。
そっと恋の手を取り、指輪にキスをする。
「…うわ、なんかキザだな。」
自分でやったことに、自分で寒気がする。
だが、恋を見ていると、自然にそういうことをしてしまうのだから、これも琉の本心であり、嘘偽りのない行動だ。
「…起きたら謝ろ。」
琉はそう思いつつ眠りに落ちる。
翌日、役所に婚姻届を出しに行った恋が、腰をかばっているのを見た職員が、やたらとニコニコとしてきたので、琉は恥ずかしくてたまらなかった。
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