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#*220
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※言い回しが直接的な表現がありますので、苦手な方はご注意ください。
〜恋side〜
『じゃあ、まずは横になって。』
言われた通り、横になって布団を被る。
『今、どんな感じ?興奮してる?』
「まだ…そんなに…」
『ドキドキする?』
「…はい。」
『可愛い。』
チュッ、とリップ音が聞こえて、キスをされたかのような錯覚をする。
『恋、目、閉じて。』
言われるがまま、目を閉じる。
スマホをうまく耳元に置いて、両手を自由にする。
『服、脱ごっか。』
「服…浴衣、です…」
『へぇ…じゃあ、裾まくって?』
太もものところまで捲り上げて、見られているわけでもないのに、これ以上は恥ずかしいと思った。
『恋?ちゃんと腰までまくった?』
「っ…恥ずかしい、から…やだ…」
『あれ?恋、お酒飲んだ?』
「へ…?の、飲みました…」
『ふーん…じゃあ、今顔真っ赤にして、目潤ませてるんだ。恋はお酒に酔うといつもより目が潤むからな。』
そんなことを自覚しているわけがない。
それなのに、琉にそう言われると、今の自分もそんな顔をしているような気がして、顔に熱が集まる。
『じゃ、体触るよ?』
触って、ではなく、触るよ、と言われる。
琉に触られるような気がして、ドキドキとする。
『まずは上からだな。浴衣をはだけさせたら、恋の白い肌が見える。』
自分で浴衣をはだけさせる。
恥ずかしさで、顔が茹で上がりそうだ。
『白い肌の中で、唯一ピンク色で、目立つ、可愛い乳首。ちょっと撫で回すと、すぐ硬くなる。』
琉は、あまり直接的な表現をしない。
そのせいか、乳首、と言われただけで、いつもと違って興奮してしまった。
『優しく撫でて、硬くなってきたらクリクリって転がしてやると、恋はすぐ声あげちゃうもんな。』
「あ、やっ…あっ…」
琉が言うように胸を触れば、本当に、我慢できない声が漏れてしまう。
『本当は舐めたり吸ったりしてあげたいけど、今日は指だけ。軽くつまんだり、ピンッて弾くと、恋はビクビクしちゃうよな。』
「っん、あ…っぅ…」
『その可愛い声、もっと聞かせて。』
「あっ、あ…あ…っぅ、ん…ぅ…」
浴衣をまくりあげたせいか、下がスースーする。
「りゅ、さん…したも…さわ、って…」
いつもはない興奮に、つい、そう言ってしまった。
『下ってどこ?』
「えっ…?」
『今は見えてないから、言ってくれないと触れないよ?』
「ーーッ!」
わかっているくせに、今日はわざと言わせようとしているらしい。
『れーん。』
「ぁっ…」
目を瞑っているせいか、琉に耳元で囁かれたような感覚に陥り、小さく喘ぐ。
『言ってごらん?どこ、触って欲しいの?』
「…っ…………ん…」
『ん?なに?聞こえない。』
「おれ、の…ち、ん……ん、さわ、って…」
これ以上は、無理だ。
『……恋、言い回しまで可愛いとか反則。』
「へ…?」
『いいよ。恋のおちんちん、いっぱい触ってあげる。』
「っあ…!」
わざとらしく、卑猥な単語を言われて、カァッ、と顔が熱くなる。
『優しく擦ってあげたら、すぐ先走り出しちゃうもんな?』
「っ、ん、あ、あっ、ぁん…」
『恋はエッチだね。』
「ーーーッ!」
吐息が混ざったような、琉の艶やかな声に、ゾクゾクとしたものが体を走る。
「っ…りゅ、うさん…」
『ん?どうしたの?』
「おれ、も…」
『ん?なに?』
今日の琉は、いつになく意地悪だ。
「おれも、さわり、たい…」
『…ん、一緒にしようか。』
テレフォンセックスなんて。
そう思っていたのに、すっかりハマってしまいそうだ。
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