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#*275
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〜明希side〜
「んっ、あ、やっ、あ、だめ…」
「んー?だめ?」
「ーッ…だめ、じゃ、ない…」
「ふふ…気持ちいい?」
コクン、と頷く明希。
完全に壁に寄りかかり、翔也に後孔を愛撫されていた。
「んっ、ん…ぅっ…」
ローションが無いため、後孔を舐められているのだが、声が漏れそうになる。
あまり大きく喘ぐと、隣の部屋に聞こえるのは間違いない。
「んっん…ぅ…んっ、ぁ…」
体がビクビクと震え、翔也の舌に翻弄される。
ツプ、と中に舌が入ってくれば、ゾワリと快感が広がった。
「あ、や…舌っ…いれちゃ…」
「んー?」
「んんっ…きたな、です…」
「…ん、汚くないよ。」
口を離した翔也が、ぽんぽん、と秋の頭を撫でる。
「あっ…でもキスしたくないかこれ…」
ハッとして、しゅん、と落ち込む翔也の頬に、手を伸ばす。
「ん?」
「…キス…していい、です…その…だから…落ち込まないで…」
「…ありがとう。」
チュッ、と額にキスを落とされ、翔也はまた下半身に顔を埋める。
「これで心配することなく集中できる。」
ニヤ、と笑った翔也に、明希は嫌な予感を感じる。
「えっ…」
「ちゃんと声、抑えてね?」
あっ、と思った時にはもう、翔也の舌は後孔を舐めていて、ゾクゾクとする。
「あぁっん…!」
ジュルッ、と音を立てて吸われ、手では勃ち上がったモノを優しく触られる。
思わず高い声を漏らしてしまい、両手で口を抑える。
『あっ、あぁぁっ!』
後ろから聞こえた声に、ビクッ、としてしまう。
一瞬、自分が出したのかと思ってしまった。
「…あはは、向こうもお盛んだね。さては琉、気づいたかな…」
どうやらこちらもことに及んでいることがバレたらしい。
「じゃあ、もう我慢しなくていっか。」
「ふぇ?わぁっ…!」
ぐるっ、と回転させられ、顔が壁の方に向く。
「可愛い声、いっぱい出して?」
翔也が耳元でそう囁くのと同時に、指を差し入れてくる。
「んんんんっ…!」
「痛い?」
フルフルと首を振る。
痛いどころか気持ちよくて、快感に涙が溢れる。
「んっ、ん…ん…」
必死に声を押し殺すが、翔也は的確にいいところばかりを狙ってくる。
「ーーーっ…っ、ーーーーーっ!」
「我慢するねぇ…これはこれで可愛くて燃えるなぁ。」
なかせたくなる、と耳元で言われる。
「ふぁっ…」
翔也の吐息が耳にかかって、全身が甘く痺れる。
珍しく意地悪になっている翔也だが、久しぶりのせいか、明希もそんな翔也に興奮していた。
「っ…ーーーっ…」
それでも声は漏らしたくなくて、ぎゅっと唇を噛む。
「こーら、唇噛まない。」
「んぁっ…」
指を口に入れられて、噛むことはできなくなる。
「俺の指噛んでいいよ。」
「んっ、んんっ…」
フルフルと首を横に振る。
翔也の指を噛むのは嫌だった。
いつのまにか後孔には指が増え、スリスリと前立腺を刺激される。
動きは激しくないが、腰がガクガクとするほどの快感に、頭がぼーっとしていく。
"しょ、やさんっ…も、むりっ…"
振り返って、パクパクと口を動かす。
すると翔也がニコリと笑った。
(やめてくれる…?)
そう思ったのもつかの間。
クィッ、と指で前立腺を引っ掛けられて、全身に快感が駆け巡る。
「ーーーーッ!」
すんでのところで声は抑えられたが、全身から力が抜けて、体がビクビクと跳ねる。
「もう、挿れていい?」
「…っ…ん…」
とろけた頭はまともに働かず、明希はコクリと頷いていた。
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