アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
約束
-
梓月はもうすこしでイきそうなのに、それをわかっていて手を止める。
「ぃや...あっ.....ぅ」
ほんとに無理。もう自分でなんとかしようと手を伸ばすがあっさりと封じられる。
「なんで...やだ...っも...ゆるひて...ぇ」
「許す?なにを?...惠は俺に悪いことでもしたの?」
「...ってない...!してなぃ...っん」
射精感が治ると、またグチュグチュと扱かれる。
「やぁぁあっ....ぃん...っ」
もう苦しい。こんなのには耐えられない。なんでもするから今はただこの苦しみから解放して欲しかった。
「......そんなにイきたい?」
「ィキたい...っ」
もう涙と鼻水でグチョグチョの顔を晒しながら、梓月に懇願した。
「じゃあ、約束して」
静かに息を吐いた梓月がまっすぐに俺を見つめた。
ひどく静寂を伴うそれに快感の波に押されながらも恐々とした。
「...今日から惠は僕の恋人だよ。そして他の誰にも惠を触らせたくない。...わかるよね?」
こんな形によって、梓月の願いは叶えられたのだ。その言葉の真意とは、灰田 昴とは縁を切れと、そういうことか...。
「ゎ...かった...ぅ...」
承諾した。この状況をどうにかするにはそれしかないと思ったからだ。
「いい子ーー。」
ーーーグチュグチュっグチャグチャっっ
「っひぃゃぁあああああ!!!ぅぅんっ!!あっっん
ぃっちゃうぅぅう...っ!!!!!!!」
突然の激しいしごきに耐えきれず、あられもない声を上げながら、快楽を飲み干し、来るであろう射精を待った。
体が、全身がビクビクと痙攣している。こんな射精は初めてだ。よほどに気持ちいいのだろう。
「ぁ...ぅ....っく...っ!!」
そしてビュクっビュクっと白い液体が俺の股間から飛び出し自身の腹を汚した。
「...ふふふ。いっぱい出たね。溜まってたの?...かわいい。」
呆然と白濁液を吐露した余韻に浸っている俺を見て梓月がうっとりと呟いた。
「はぁ...ん....は...ぁ」
もうなにもする気がせず、ベッドに体を預けてぐったりと横たわる。
これで終わりか...許されたのだろうか。
もう約束もした。これでいいだろう。梓月はここへ来た時よりも格段に上機嫌になっているようだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
33 / 37