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川瀬を寝かせた後、既に7時になっていた。
俺の両親は他県に住んでいるため、俺は一人暮らしで、料理は自分で作らなければならない。
とりあえず、川瀬もいるからな…
いなかったら別に食べなくてもいいんだけど…
そういう訳にはいかないし…
何作るか…
あんまり料理は得意では無いため、俺は簡単に出来る、炒飯を作った。
作り終わった後、川瀬が寝ている部屋に向かう。
中に入ると既に川瀬は起きていて、
あんなに強くシたので、多分腰が痛いのではないだろうか?
痛いだろうと分かりながらも一応、聞いてみると、川瀬は不思議そうな顔をしながら大丈夫ではないと答えた。
川瀬がここはどこだと聞いてきたので、俺の家だと言うと、少し顔が強ばった。
…わかりやすいな。
『そんなにビビんな。今日はもうしねぇよ。それよりも飯出来たけど食う?』
「“今日”は?もう一生やらねーよ!……食べる」
『ふふっ…来いよ』
やはり、炒飯がぬるくなっていたので少し炒めて川瀬の前に出す。
川瀬は、炒飯をマジマジと見ていた。
『あ、すまん。炒飯苦手だったか?』
「…いや、違う。橘って、意外と料理出来るのかと少し驚いただけだ」
…こいつも、意外と言うこと失礼だよな。
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