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ー春斗side
俺の処女が橘に奪われた日から1週間が経った。
何故か、俺達はセックスをするのが当たり前のように、ほぼ毎日のようにするようになっていた。
…別に、橘との行為が気持ちいいとかそういうのではなく、ただ、奴が俺の弱みを持っているから仕方なくだ。
今日もまた橘に呼ばれている。
「川瀬〜行くぞ」
『…あぁ』
あぁ。また今日もあの変な感覚を味わないといけない…のか。
でも、最近おかしいのだ。
———
『いやっ、イ、イクッ…ぁぁああっ』
「ふっ、どんどんエロくなってくねお前。だんだん感度も高くなってるし」
そんな事ない…はず。
だけど、イくのが早くなってるのは確実で。
本当に変な感覚から快楽に変わっていってる……かもしれない。
この関係っていつまで続くんだろうか…。
この行為を良いと思ってしまうと自分が自分じゃなくなりそうで、怖い。
実際ヤッてる時も、自分じゃないみたいだ。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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