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「春斗。考えてくれた?」
今日、またまみに呼び出された。
そういえば、今日が約束の1週間だったっけ。
『うん。考えたよ』
考える必要も無かったけれど…
『俺は、まみのこと好きだったよ。でも、今はやっぱり…。ごめん』
「…そっか。なら仕方が無いね」
『ごめん、じゃあね』
俺は、まみと付き合うことが出来て楽しかった。
そして、ごめん。
橘が好きだから、まみの気持ちに答えるのは難しい。
まみ、俺の事を好きになってくれてありがとな。
そう思いながら、まみに別れを告げてその場を後にする。
だけど、この時の俺は気が付かなかった。
まみが、不敵な笑みを浮かべていることに——
ー春斗side end
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