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そんなことを考えていると急に頭が痛くなってきた。
まただ…っ、頭が……痛い。
頭が痛い中で色々な場面が頭の中を過ぎる。
“俺はまみとは付き合えないよ”
“やっとか、これでビクビクしながら学校生活送らずに済むよ”
“俺は……それでも橘が好きなんだ…”
……思い出した、全部。
俺がずっと橘に好きだと言いたかった事も——。
「川瀬…?頭また痛いのか?」
いつの間にか風呂から上がってきたらしい橘が俺に聞いてくる。
『うん、大丈夫。ちょっと立ちくらみしただけだから。心配かけてごめん、千秋』
俺は、橘の傍にいれるように記憶が戻ったことを隠した。
春斗side end
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