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…何なんだこの体制は?
俺が橘の膝の上に座り、橘が俺を抱きしめている。
絶対足痺れるだろ…。
というか…俺らって付き合ってるんだよな?
今思うと、何だかむず痒い。
今まではセフレだったからか恋人という立場が何か変な感じだ。
「春斗?どうかしたか?1人で赤い顔してるが」
『…いや、なんでもない』
「嘘だろ?お前嘘つく時一瞬右見るからな」
え。
そんな癖があるのか…?
「やっぱり嘘か」
あっ、コイツ…カマかけやがった。
「で?何考えてた?」
『あ、いや…えっと………………お…俺たちもう恋人なのかか〜とか考えたりして?』
何も答えない橘に心配になって、振り返ってみると、真剣な顔をしてこっちを見ている橘が。
「あのさぁ、あんま可愛い事言うな」
ーチュッ
そんなこんなでイチャイチャしながら1日過ごした。
明日は学校だ。
いろんな不安はあるが、橘と登校出来ることに少し嬉しく思う俺であった。
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