アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ハロウィン編⑵
-
『何でだよ!…む、無理』
「大丈夫。お前の身体の隅々まで俺は知r」
ードカッ
さっきのことも忘れてまた殴ってしまった…。
兎に角、逃げるべきと判断した俺は、風呂場へ逃げる。
風呂に入り、ぼーっとしていると橘の声が聞こえてきた。
「お前、上がってきたら覚えとけよ?」
温かいお湯に浸かっているはずなのに背筋が凍った。
上がりたくない……
お風呂に入って時間が経ち少し冷静になって見ると、何もあそこまで殴る必要は無かったのではと思えてくる。
そう考えると謝るべきだと思うが、覚えとけよと言われてしまった今、どうしても上がりたくない。
でも、流石に逆上せてきた…
あぁもう!どうにでもなれ!
とりあえず、橘には謝ろうと風呂から出る。
すると、
赤い顔をして肩で息をしている橘が。
『橘!?どうした!熱があるのか?大丈夫か!?』
「…はぁっはぁっ、くそがっ…盛られた」
『盛られたって何?』
「なんでもねぇよっ……俺も、風呂入ってくるから」
橘は素っ気なくそう言って風呂場へ向かった。
やっぱりさっきの殴ったので怒らせてしまったのだろうか。
『待って、橘。さっきはごめん、殴る必要なかったよな…ってンっ』
謝っている途中に橘にキスをされた。
何が何だかわからない。
なんでキスをされているんだ…?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
102 / 109