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強面お兄さんと俺2
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なんか、今日はお店空いてる
お客さんも3組しかいないし
ちょっと離れたところでイベントやってるって言ってたな
これなら、あのお兄さん来てくれるかな
って、来たーー!!!
今日もめっちゃ睨んでる〜
やっぱお客さん少ないから迷ってる感じ?
足ちょっと動いたよ!?
そのまま!来て!
「あ」
お兄さんと、目えあった
なに、俺のこと見てるとかじゃないよな
お兄さんは踵を返した
今日も帰っちゃったか
食べてるとこ見たかったなー
「お?」
そのまま仕事に戻るかと思ったら振り返った
初めてだ
今日はちょっと入る気あり?
呼び込んだら来てくれっかな
「あの!」
気が付いたら店の扉を開けていた
派手に扉についたベルが鳴る
お兄さん、驚いてる
なんか言わなきゃ
「きょ、今日は!空いてるので!よ、良かったらどうぞ!」
声裏返ったやべえ
大丈夫か?
うわ、うわうわ・・・・
お兄さん顔真っ赤
可愛すぎんだろおい
俺もつられて赤くなっちまう!
「では・・・邪魔しても、いいだろうか」
声もかっこいいとか反則!!
お兄さんが遠慮がちに俺を見る
向き合うとやっぱ大きいな
「・・・・やはり駄目だろうか」
その子犬みたいな目のほうが駄目です!!
身体大きいのに子犬って!!
ギャップの振り幅デカすぎいいい
「いえ!どうぞ!」
店の扉を開いてお兄さんを招き入れる
「お客様でーす!」
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