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3人
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「ちょ!?
なにすんだよてめーら!」
突然携帯を奪われ、通話を切られる。
すぐ動けたため、携帯を取り戻せたが…
じりっ…
3人の高校生か大学生くらいか…
ちょっとチャラい感じで長身に囲まれ足がすくむ。
ダンッ
「ねぇねぇ、 君ひとりだよね?
オレらと遊ぼ?」
おぉ!人生初の壁ドン。
しかも男だし。される側だし。
あと、顔近い。
笑いが下品できもい。
…こんな状況で何考えてんだおれ。
とりあえず、
「おれ、帰るとこなんです。
失礼します」
手を壁につかれてない方から逃げようとしたら、
「あーっと、
ちょっとまってよ」
反対まで塞がれてしまった。
「こーんな薄暗い時間にこんな人気のない所でさぁ、
何いってんの?」
ひとりがプッと笑って、
連鎖的にケラケラと笑いが広がる。
何いってんの?ってこっちが何いってんの?だっつーの!
ぐいっとからだを近づけられたことと、
あまりのしつこさにイラっときた。
「いいかげんにしろよ!?
大声だっごふ」
「はい、黙れー」
大声をあげようとしたら
口を手で覆われた。
その不快感に顔をしかめる。
「ん、ん!? んー!!」
そのまま引きずられ、
さらに人気のない中道に連れていかれる。
まずい。さすがにこれはやばいっしょ?
本能が危険を訴えるが、右に一人、左に一人と、
両サイド計2名につかまれては標準体型の譲では敵わない。
金を求められるわけでもない。
殴られる…かと思ったが、そんな雰囲気でもない。
なんとなく、なんとなくだが、
これから起こる事がわかって体が冷えてくる。
…おれ男だぞ。
「そんな怖がるぅ?」
「かっわいい~♪」
「だいじょーぶ、すぐにキモチよくなるから、さ?
…イイ声で鳴けよ?」
何もせずに譲の前で最後には喋った男がそう言うと、
譲の首筋に舌を這わす。
「!? い、や…」
ゾクリと悪寒がはしり、生理的な涙が浮かぶ。
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