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恐怖
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今さらながら恐怖がわいてくる。
優が電話での異変に気づいて
来てくれるかもしれない。
だが場所がちょっと移動してるし、
それ以前に、あの公園からここまでダッシュでも、
30分は余裕でかかる。
…それに、優にこんな姿、みられたくない。
「やぁ…おね、が…だか、ら
…うっ…んっ、あっ…んんっ」
涙ながらに訴えるも、聞いてもらえるはずもなく。
「…え、何?もしかしてどーてーくんだった?
イイ声出せるじゃん(笑)
つーか、顔、えっろ……」
「www
コイツ、めっちゃよくね?
顔もカワイイし、コイツなら俺でも
バリバリいけるわ♪」
右側のヤツが言う。
すると左側にいたヤツが、
「まじかー
カワイイけどやっぱ俺男はねーわ。
じゃ、俺ムービー撮ってやるよ(笑)」
…もう思考はほとんど回ってなかづけど、
なんか、ものすごく恐ろしい事を言ってる気がする。
ムービーを撮ると言った一人に押さえ込まれ、
その後ろでカチャカチャと金属音が聴こえる。
…今なら逃げられるかもしれない。
恐怖で手足にろくに力がはいらないが、
押さえてる相手は一人。
逃げるなら今しかない。
今ある最大限の力で、譲は押さえつけている男の足を蹴る。
イテっと男の拘束が弱まった隙に思いきり逃げようとしたが、
ガッチリと左手首をつかまえられた。
「今逃げようとしたでしょー?(笑)
あのねぇ、オレら喧嘩とかなれてるし、あんま効果ないと思うよ?
…てか、蹴ってんじゃねぇーよ!!」
そう言って、右手一つで譲の両手を譲の頭の上に縫い留める。
左手でブチフダと乱暴にボタンをとりながら、
上着の前が開かれた。
「…なぁ、こいつやばくね?
白いし、腰細すぎねーか?」
「マジだ。女かよww」
「ズボン下ろせばわかるだろ?
てゆーか下ろせ。
後ろできねーじゃん」
「了解♪」
…この上、ズボンまでとるのか。
最後の抵抗とばかりに、
首をフルフルと横に振る。
「お願い、だから、とらない、でぇ…
お、ねが、い…」
「…わかった。
とらなけりゃいーんだろ?(笑)」
「……え?」
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