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日常4
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「雪也?とりあえず食べよう?」
「あ、うん…。」
食べ終わったら、皿洗いはいつもニックスがしてくれる。
王子なのに、そんなことさせていいのか?って感じだけど、やると言って聞かないから、任せることにしている。
「終わったよ〜!」
そう言いながら、ソファでテレビを見ていた俺の隣に、密着して座って来たニックス。
「オイ、近いって!」
「もう、毎日同じこと言っちゃって、照れ屋さんなんだからぁ!」
「………」
「ねぇ、さっき何考えてたの?」
「っ!…ん、やめ、ろ…」
後頭部をなでられたと思ったら、耳を舐めそうな近さで話しかけられた…。
息がかかるだけで、くすぐってぇ…。
「耳には触ってないのに、敏感だね。」
こいつー!!
「………」
「雪也?さっき考えてたこと教えてくれないと、いたずらするよ?」
「…い、いたずらって、なんだよ…。」
「んー?例えば、こういうこととか?」
「んぁっ!…や、やめろよ!」
み、耳を舐められた…。
「やめてほしいなら、教えて?」
「んん!も、やめ…ろ!」
囁くように言ったあと、フッと耳孔に息を吹きかけられて、ゾクゾクした…。
こいつ、やっぱりズルイ…。
「次はどこ触っちゃおうかなぁ?」
「……わ、わかったよ!言えばいいんだろ!」
「ふふ、かわいいよ、雪也。」
「あ!…オイ!言うっつってんのに、なんで触るんだよ!」
首筋をなでて来やがった!
「ごめん、雪也がかわいすぎるからだよ。ね、教えて?」
ったく、かわいすぎるとか、理由になってねぇから…。
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