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僕達が席に着くと、少ししてから入学式が始まった。
入学式は滞りなく進み理事長の話になった。
とりあえずこーゆー時に必須の耳栓を耳に差し込む。
「天吏!耳を塞いでおいて!!」
『うん~ふさぐ~』
ちょうど耳栓をした時に理事長がステージに上がる。
途端にけたたましいほどの歓声があがる。
「きゃぁあぁぁ!!理事長、素敵っ!!!」
「抱いてぇぇ//」
耳栓+耳塞ぎでもこの声量。
恐ろしい……。
それにここの人達は「抱いて!」「抱きたい!」が挨拶
なのだろうか……。
ステージに目を向けると崇人さんは僕の方 (というか僕)
を見てニッコリと微笑んだ。
みんな驚いて静かになる。
「入学おめでとう。君たちが入学してきてくれたこと、
とても嬉しく思っている。
この三年間で色々なことを学びなさい。
分からないことがあったらいつでも聞きなさい。
素晴らしい高校生活になるよう、応援している。」
「「……きゃあぁぁぁあ!!!////」」
あれ、絶対僕に言ってたよ。
全部の文の始めに僕の名前入ってたよ。
「きゃ~きっと僕に言ってくれたんだ!!///」
僕の前に座る子よ。それ、勘違いね。
「なんだか今日の理事長にこにこしてたね。」
あぁ、ひよさん。それ以上言わないで(泣)
『へ、へぇ〜(汗)』
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