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午前中は散々なものだった。
諫早先生は授業で難しい問題ばかり当ててくるし。
それが気に入らないのか広海はギャーギャー騒ぐし。
休み時間の度にうるさく話しかけてくるし。
鼓膜って修理可能だっけ……
午前の授業が全て終わり、いつも通り食堂に3人と行こうとすると、ここでも邪魔が入った。
「なぁ、どこ行くんだ!?」
『…食堂。』
「じゃあ俺も一緒に行く!!」
言われると思ったよ……
『えっとぉ、他に広海君と食べたい子もいるんじゃな
い?』
例えば今君の後ろにいる不良君とか……
「そんなこと言うなよ!!俺ら親友だろ!?それに俺のこ
とは那緒って呼べよ!!!」
あぁあぁぁ…不良君めっちゃ怖い顔してる〜(泣)
「おい、那緒。俺と昼食う約束だろ。」
「康太とも食べるぞ!!友達だからな!!!」
あ、嬉しそうな顔してる。よく見ると美形なんだな……。
「って言うことで食堂行くぞ!!!」
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