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その後会長とは教室で別れ、僕は理事長室へ向かった。
1人で行動するなと言われてはいたが、今の状況ならば
むしろ1人で向かった方がいい。
しばらくすると前にも見た大きな扉が現れた。
事前に連絡していたのでウィッグをとり、軽くノックをしてから渡されていたカードキーで中に入る。
中には顔を赤くした煌音先生と普段どうりの崇人さんがいた。
「え?この美少年だれ??」
やばい、このままでは崇人さんがポロッとバラしてしまう…。
美少年ではないが。
「天吏、来なさい。」
バレちゃうよ……!?
崇人さんに呼ばれて近くに行くと、先生は
「天吏って言うのか、俺の生徒と同じ名前だな。」
なんて能天気な事を言っている。
バレてないんかい〜!!
「その生徒ってこの子だから。」
崇人さんが煌音先生にそう言うと煌音先生は少し固まり、
ガッと僕の肩を掴んだ。
「普通に美人が超絶美人になった!!!」
『え、え、あの…。』
「凄い感動だ……。」
ンン"と崇人さんが咳ばらいをすると、キラキラと目を輝かせていた煌音先生はシャキッとした。
一応上司だもんね。
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