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?『…ろ!…ぃ、……お……』
ん…
?『起きろ、音緒…!』
ん、誰かに呼ばれた…
音緒『ん…いく、と…?』
目を覚ましてみると、何故か郁斗がいる。
しかも眉間にシワを寄せて。
郁斗『おまっ、寝てたのかよ…』
はー…と溜息をついて髪の毛をかきあげる郁斗。
音緒『え?』
それに対して音緒は何でここにいるのか、なんで郁斗が疲れているのかがわからない。
郁斗『お前、こんな所で寝てるしびくともしねぇから倒れてんのかと思った…』
たしかに、ここは床。
音緒『…なんでこんなところで寝てんのかな…?』
郁斗『いや、こっちが聞きてぇから』
音緒『ははは…あ、俺たち取り残されたな』
郁斗『そうその話しに来たんだよ…』
その話?
郁斗『喜代さんにいない間お前のとこにいてほしいって頼まれてよ…』
喜代さんとは、俺のばあちゃん。
音緒『は?なんで…?』
郁斗『お前起きねぇから遅刻するからじゃね』
音緒『…それは、まぁ。』
本当はそれだけじゃないけど、まぁそれはおいといて。
音緒『で、いてくれるの?』
郁斗『は?』
音緒『家、いてくれるの?』
郁斗『まぁ、いたほうがいいなら。』
そういえば、郁斗もひとりなんだっけ。
あれ、郁斗ってたしか…
音緒『てが郁斗ってご飯作れんの?』
郁斗『…作れねぇ。』
音緒『なら俺が作るから空いてる部屋あるし使えばいい。』
郁斗『わかった、一回家帰ってからまた来る。』
音緒『ん。』
そう言って1回家に帰った郁斗。
郁斗が使う部屋のそうじでもするか…
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