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episode.03-3
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ラズ「っふぅ…はぁ…はぁ…」
ジル「レイ、ロン、ラズを任せた」
俺は部屋にラズ、レイ、ロンが入ったのを確認して、扉を閉めた。鍵の閉まる音がする。
これで中からでないと開けられない。
ジル「他のジュエライドは?」
ハル「医者を呼びに行かせました。ジル様の部屋なら香りが漏れることもないと思います」
俺の部屋は他の部屋より扉が分厚く、発情期対策もされている。
それは防犯のためでもあり、将来、俺もΩと契りを結ぶ可能性があるからだ。
ハル「それにしても…だいぶ強い発情期ですね。誤差の範疇を超えています」
ジル「…医者は誰を?」
ハル「ご心配なく、ケヴィンです」
ケヴィン・バーナード、Ωであり、王宮専属の医者だ。
ハル「5分ほどで着くそうです」
ハルはマスクフォンで連絡を受け取ったのか、そういってきた。
ジル「わかった。着いたらすぐに報告を。お父様とお母様にこのことを伝えてくる」
ハル「はっ」
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