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episode.08-5
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マキシム「ラル総統、これはお久しぶりですな」
ジル「マキシム、お前も変わりないな」
両軍が向かい合わせたのは時間ぴったりだった。
マキシム「森の中に馬とは…戦いにくくはないのですか」
マキシムは嘲笑うようにそう言ってきた。
だがこの森は、ただの森ではない。
木は普通より大きく、蔦や蔓が伸びていて、ローデンス軍の戦い方には適している森。
馬でかけるのにも十分の道があることも知っての上だ。
ジル「マキシム、いつまでくだらん話をする気だ?」
俺はあえてマキシムを煽った。
マキシム「ふっ…いいでしょう。王国軍、総員戦闘用意!」
王国軍はすぐに抜刀した。
レイ「一般兵、戦闘用意!」
一般兵「No bright,No Rordenth!」
マキシム「総員、戦闘開始!」
一般兵抜刀と同時に、王国軍は少しずつ距離を縮める。
だが、焦ることはない。
レイ「精鋭兵、戦闘用意!」
精鋭兵「No bright,No Rordenth!」
精鋭兵が抜刀した段階で王国軍との距離はもうあまりない。
レイ「総員、戦闘開始」
静かにレイがそう指示した途端、俺たちローデンス軍は方々に散った。
マキシム「追え!!」
戦いはこれからだ。
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