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お誘い(遥翔)
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……まぁ、わかってたけど。
ね?
テレビに映るその人。
相方の…うみ、だっけ?と、談笑しながら
キラキラと輝く、彼。
「あはははは、そうですね。
まぁ、愛想つかされちゃったんですけどねー」
もう、笑い話にしているのか。
ゆきちゃんが見てるのなんか、ちょっと考えればわかることなのに…
配慮の足りない男だ。
「そうなんですね?!
イケメンも、動物には好かれないんだ…」
「止めてくださいよー、皮肉ですか?」
「ASTUには僕がいるからね♡」
「そうだね、UMI」
…なんだこれ。ノロケ?
それより、なんだ動物の話か。
あれ、ゆきちゃん。
ぐったりして、どうしたんだろうか…
「…すー、すー」
寝てるじゃんか。風邪ひくぞー。
あれから、少し経って
蝉の鳴き声が聞こえ出した。
ゆきちゃんの『あっくん大好きー』は未だ健在。
なかなか、僕には懐いてくれないもので。
敬語が全く抜けない(泣)
でも、時折。
寝てる時に話しかけたりとかすると、
僕の名前を読んでくれる。
呼び捨てで、だよ?!
試してみる??
「ゆきちゃん、寝てる?」
「んんんん、はる…」
ほら、エンジェルスマイル付きだよ?!
レア、レア!!
「ゆき、ほら。ここで寝ちゃ風邪ひく。
ベット行こう?」
地味に起きたものの、まだ朦朧としている。
疲れたのか、よっぽど眠たいのか。
「はーる、だっこ。」
ははは、ゆきちゃん。僕は後ろだよ…?
前向けて手を広げても、机しかないよ、そこ。
「はいはい…」
ゆきちゃんをこっちに向けると、慣れた様子で僕の首に手を回す。
対して、僕はゆきちゃんの膝の下に手をくぐらせて
背中を支えながら抱き上げる。
初めてだっこした時に比べて、軽くなったか?
「はるー、眠いー」
「そうだね。ベットで寝ようね…ほら、着いたよ
って、わっ!!!」
おいおい、ゆきちゃん。
首に回した腕をどけてくれなきゃ、僕転けるでしょ。
…現に転けたけど。
「ね、はる。」
なんだ、なんだ…?
なんか、何かがおかしい気がするぞ…
――ちゅっ
「ゆ、ゆきちゃ?!」
「ねー、しよ?」
ま、まっ!!
待って!!!
なんかわかんないけど、かわいい!!
じゃないよ!
がまん、がまん。
ゆきちゃんにも、いろいろあるんだもんね。
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今回の幸輝の寝言は、ちゃんと遥翔を呼んでます。
良かったねぇ。ヨカッタヨカッタ。
篤「よくねぇ。」
あら、こちらはご不満な様子で…
遥「へんっ!」
篤「あぁ?!なんだと?!」
喧嘩は辞めなさい、イケメンお二人さん。
αどうしだろうと 腐女子が喜ぶだけだから…
(私だけだろうか…
正直、二人のいちゃいちゃも見たい…)
…は!!!書けばいいのか!!!
(いつか、きっと書きます!きっと…)
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