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「今日の放課後、HRが終わったらすぐに生徒会室に来いよ。シュウと写真撮れるチャンスだぞ」
「この命、尽きようとも絶対に向かいます」
「単純かよ....。ま、ただの就任記念写真だけどな」
「騙しましたね?」
「いや、写真撮れるって点では騙してねーだろ」
「可愛い後輩を弄んで楽しいですか?」
「いや、ごめん、お前のこと可愛いと思えない...見た目は儚げなのに?中身すげー変態クセェし、ごめんな」
「何で僕がフられたみたいになってるんですか」
まだまだヒサ先輩には言いたいことがあったが、ヒサ先輩はじゃあなーと手を振って行ってしまった。
畜生め。
「おやおやー?どうしたの、シンちゃん!」
ムカムカしていると、更にうるさいハルヒが登校してきた。
「チッ!」
「え、それ舌打ちじゃない!普通にチッって言っただけだよね?酷くない?!舌打ちよりあからさまで傷付く!!」
「チッ」
「だからって本当の舌打ちもやめてよー!!」
じゃあどうしたら満足なんだ。
面倒だから聞かないけれど。
あぁ、早く放課後になれ。そして写真を撮るんだ。
もちろんシュウさんの横に写って、そのほかは切り取ってやるんだ。
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